プリペイドバリューも引き出せるってホント?
ソフトバンクカードは残高をチャージして使うプリペイド式のカードです。
「ソフトバンクまとめて払い」など後払い決済からのチャージも可能なのでソフトバンク利用者にとっては便利なサービスです。
ソフトバンクカードへチャージされた残高をバリューと言いますが、このバリューを現金化させることが可能です。
この記事では、
ソフトバンクカードを使った「ソフトバンクまとめて払い」現金化の方法や、ちょっとしたお金の工面に役立つの現金化の方法について解説しています。
ソフトバンクカードの現金化は可能
結論から先にお伝えすると、ソフトバンクカードからの現金化は可能です。
1番手軽な方法は、「ソフトバンクまとめて支払い」を利用してソフトバンクカードにチャージし、Amazonギフト券を購入、買取サイトへ売却するという流れとなります。
- ソフトバンクまとめて支払い
- ソフトバンクカード
- Amazonギフト券購入
- 買取サイトで現金化
↓ チャージ
↓ 購入
↓ 売却
ただし、「ソフトバンクまとめて支払い」は翌月の携帯利用料金と併せて支払う形となるため、ソフトバンク回線を契約していることが条件となります。
ほかの携帯会社を利用している人は、別の現金化方法を検討してみてください。
ソフトバンクカードとは?
ソフトバンクカードとは、ソフトバンクが発行しているプリペイド(前払い)式の電子マネーカードです。
国内・海外あわせて3,800万店のVISA加盟店で利用することができ、現金やTポイントをチャージして使います。
プリペイドカード式のため、商品券のようにお釣りが出ないということもありません。
クレジットカードとの違いは、クレジットカードが後払いなのに対して、ソフトバンクカードは前払い(プリペイド)な点です。
ただし、「ソフトバンクまとめて支払い」からチャージすれば、実質的に後払いで利用することができます。
ソフトバンクカードにチャージされた現金は「バリュー」と呼ばれ、このバリューには2つの種類があります。
- 現金バリュー(→引出し可)
- プリペイドバリュー(→引出し不可)
ATMや銀行口座からチャージした残高
ソフトバンクまとめて支払い、Tポイントでチャージした残高
この2つの大きな違いは、現金で引き出すことができるか、できないかという点です。
現金バリューは元々現金で入金した残高なので現金で引き出すことが可能ですが、プリペイドバリューは現金でチャージしていないので現金として引き出すことができません。
ソフトバンクカード現金化は、このプリペイドバリューの方を引き出す方法です。
ソフトバンクカード現金化の方法
ソフトバンクカードの現金化にはいくつかの方法がありますが、1番手軽に行える方法は、Amazonギフト券を利用した現金化です。
手順は以下の流れとなります。
- ソフトバンクカードを発行
- 「ソフトバンクまとめて支払い」からチャージ
- チャージ残高を使ってAmazonギフト券Eメールタイプを購入
- Amazonギフト券を買取サイトに売却
- 銀行口座に現金が振り込まれる
詳細を順番に紹介していきます。
ソフトバンクカードを発行
まずは、ソフトバンクカードの発行の申し込みが必要です。
ソフトバンクショップ、またはスマートフォンから申し込みが可能です。
ソフトバンクカードは、アプリ上で使える「バーチャルカード」と、実物の「リアルカード」があります。
バーチャルカードであれば、登録後、スマホ上からすぐに利用が可能です。
どちらのカードでもクレジットカード同様のカード番号やセキュリティコードが発行されるので、Amazonなどネットショップで買い物に使うことができます。
ソフトバンクカードにチャージ
ソフトバンクカードを手に入れたら、バリュー(残高)をチャージする必要があります。
クレジットカードからのチャージはできないので、「ソフトバンクまとめて支払い」のサービスを利用します。
ソフトバンクまとめて支払いとは
ソフトバンクカードにチャージした金額を、毎月の携帯利用料金とまとめて支払うことができるサービスです。
登録手続きは不要。初回設定が終われば、ソフトバンクカードアプリからすぐにチャージ手続きができるようになります。
ソフトバンクまとめて支払いの上限金額
ソフトバンクまとめて支払いには、1か月あたりの利用上限額が設定されています。
・満20歳未満:最大20,000円/月
・満20歳以上:最大100,000円/月
20歳以上の場合の上限金額は1か月で10万円までです。
つまり、ソフトバンクカードを利用した現金化の上限は、最大で1か月に10万円までということです。
ただし、上限額はソフトバンク携帯の利用実績などによって変動します。
チャージした金額は、翌月の携帯料金と併せて一括で支払う必要があります。
後々の支払いまで考えて、無理のない範囲でチャージしましょう。
Amazonギフト券を購入
ソフトバンクカードへのチャージが完了したら、Amazonギフト券を購入します。
Amazon公式サイトからAmazonギフト券「Eメールタイプ」を選択しましょう。
Eメールタイプで購入することで、買取サイトでの売却がスムーズに進みます。
ギフト券の送り先は自分のメールアドレスを入力しておきます。
購入手続きまで進み、支払い方法の選択でクレジットカードを選択し、ソフトバンクカードのカード番号・有効期限・セキュリティコードを入力、1回払いを選択します。
購入手続きが完了すると、メールアドレス宛にAmazonギフト券のギフト券番号が届きます。
買取サイトに申し込む
無事にAmazonギフト券の購入が完了したら、次はギフト券買取サイトに申し込みを行います。
Amazonギフト券の買取換金率相場は、70%〜80%程度です。
申し込み方法は、買取サイトの申し込みフォームからおこないます。
申し込みの必要事項は、以下の通りです。
- ギフト券番号、額面、有効期限
- 名前
- メールアドレス
- 電話番号
- 振込先口座
これに加えて、本人確認用の身分証明書が必要になります。
銀行口座に入金される
申し込みを行い内容に問題がなければ、登録した銀行口座へ買取金額が振り込まれます。
振り込みまでの所要時間は30分〜60分程度です。
どの買取サイトで買い取ってもらう?
ソフトバンクカードを利用した現金化のデメリット
ソフトバンクカードを利用した現金化は、ソフトバンク回線を利用している人にとっては、とても手軽に利用できる現金化の手段といえます。
ただし、デメリットもあります。
高額現金化ができない
現金化の原資がソフトバンクまとめて払いなので、その利用上限を超えて現金化はできません。
上限は最大でも10万円、ソフトバンクの利用状況によっては2万〜3万円という場合もあります。
クレジットカードの限度額が50万円〜100万円程度あるのに対して、ソフトバンクまとめて払いの限度額は最大でも10万円と少なく、高額の現金化には向きません。
ソフトバンク回線利用者のみ
そもそも、ソフトバンクカードも、ソフトバンクまとめて支払いも、ソフトバンク携帯の回線利用者のみが使えるサービスです。
docomoやau、その他の格安sim携帯などを使っている人はこの方法が使えません。
手間と時間がかかる
ソフトバンクカードを使って、ソフトバンクまとめて支払いを現金化させる場合、どうしてもギフト券の購入や売却などの手順が必要で、手間と時間がかかります。
クレジットカードの場合、オンラインの現金化サービスの利用が可能なため、申込みをすれば、あとはその窓口一箇所からの手続きのみで、現金の受取りまで済ませることができます。
返済が一括払いのみ
ソフトバンクまとめて支払いの代金は、携帯利用料と合わせて返済になります。
携帯料金の締め日が「末日締め」であれば1月利用分は2月26日の支払いになります。
最大で2ヶ月弱、支払いを先送りできることになります。
しかし、クレジットカードと違いソフトバンクまとめて支払いの返済方法は「一括払いのみ」となります。
10万円チャージして現金化すれば、返済日には10万円を一括で返済する必要があります。
クレジットカードで現金化する場合は、リボ払いや分割払いが利用できるので、それに比べると月々の返済の負担は大きくなります。
カードを効率よく現金化するには?
以上、ソフトバンクカードを現金化させる方法、メリット・デメリットについてご紹介しました。
ソフトバンクカードを現金化する場合は、いくつか注意しなくてはいけないデメリットがあるので、その点はご注意ください。
もし、カードを現金化したいけど、
「もっと高額の現金化をしたい」
「面倒な手間や時間をかけたくない」
「ソフトバンク携帯を持っていない」
「分割払いにしたい」
などの要望がある人は、以下の現金化サービスもおすすめです。
クレジットカードがあればオンライン手続きのみで、即日入金が可能です。
キャリア決済・後払いアプリも現金化
auPAYプリペイド、dカードプリペイド、ソフトバンクカードなどを使って、キャリア決済の現金化も可能です。
各種プリペイドカードを発行の上、キャリア決済からチャージして、現金化サイトへの申し込みをすればOKです。
申込みには残高のあるカードやアプリの画面、本人確認書類が必要です。
クレカが無くても、キャリア決済の他、ペイディやバンドルカードなど後払いアプリ、バーチャルカードも現金化できます。
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