「クレジットカード現金化は危ない・リスクがある」という注意喚起はよく目にします。
実際にトラブルに合って後悔したという利用者の声も少なくはありませんし、デメリットがあることも事実です。
クレジットカード現金化にどんなメリットがあるにしろ、推奨されるような行為ではないのは確かです。
しかし、昔からあるこうした資金調達の手法が、未だに少なからず使われ続けているのには、それなりの理由もあるのも事実です。
また、漠然としたイメージでデメリットがあることを知ってはいるものの、実際にどのようなリスクがあり危険があるのか、具体的に理解している人は少ないようにも感じます。
今回は、こうした疑問を解決すべく、クレジットカード現金化という資金調達手法は、使う人にとってどのようなメリットがあるのか、また、どのようなデメリットがあるのか、中立的な立場で解説していきたいと思います。
クレジットカード現金化のデメリット
返済が大変
クレジットカード現金化の仕組みは、カードのショッピング枠で買い物をして、現金化した代金が振り込まれます。
カード決済で買い物をした代金は、翌月にはカード会社から請求がきて返済が必要になります。
現金化で受け取った代金は、カード決済した金額から手数料を差し引いた金額（もしくは換金率分）となるため、返済には現金化で受け取った金額以上が必要になります。
手数料が高額
クレジットカード現金化では、代行をしてもらう業者へ換金率という名目で、一定数の手数料を支払うことになります。
手数料率は、現金化のやり方や使う業者、利用金額にによっても違いますが、１割〜３割り程度の手数料がかかることになります。
手数料率が２割だったとしても、８万円を現金化するのに１０万円を支払ことになります。
クレジットカードの利用規約に違反する
クレジットカードの利用規約では、現金化する目的でカードを利用することを禁止しています。
自分でやるにしろ、業者を使うにしろ、現金化目的でカードを利用することは、カード会社の利用規約に違反するため、最悪、カードが止められて、残債の一括請求されるリスクがあります。
業者へ個人情報を渡すのが不安
クレジットカード現金化は、その仕組み上、カード情報や、身分証明書などのプライベートな情報を、現金化業者へ提出することになります。
また、業者によっては、本人確認の一貫として、電話などでプライベートな質問を受けることもあります。
利用明細から家族バレのリスクがある
クレジットカード現金化をするときに、何らかの商品をカード決済で購入するため、その履歴がカードの明細に残ります。
家族カードなどで、明細が家族と共有されている場合は、現金化のための購入履歴が目カード明細を通じて、家族にバレるリスクがあります。
クレジットカード現金化のメリット
お金がないときの資金繰りになる
クレジットカード現金化は、カードを使った資金繰りのテクニックです。
手持ちのお金がないときでもカードの残高を使ってお金を作ることができます。
信用情報機関に登録されない
通常、借り入れやカードローンなどでお金を借りると、信用情報機関へ借り入れの情報が登録されます。
しかし、クレジットカード現金化では、ショッピング枠を使っているため、利用しただけであれば、信用情報機関へ情報が登録されることはありません。
ただし、買い物した代金が返済できなくなったり返済が延滞すれば、その情報は信用情報機関へ登録されることになるためご注意ください。
総量規制が関係ないから収入に関係なく利用できる
通常、カードローンなどの借り入れをするときは、収入が調べられて、年収に対する借金の額が基準を超えていないか審査されます。
しかし、クレジットカード現金化で使うクレジットカードのショッピング枠は、総量規制の対象外のため、収入や借金の額に関わらず、利用することができます。
収入に関係ないから無職や専業主婦でも利用できる
通常、カードローンなどの借り入れでは、安定した収入があることが利用条件となっていることが一般的です。
しかし、クレジットカードは、無職の人や、学生、専業主婦など、収入がない人でも持つことができるため、クレジットカード現金化は、収入の有無に関わらず利用することができます。
簡単な手続きですぐに振り込んでもらえる
通常、カードローンなどで借り入れをする際は、収入や職業、家族構成など、多くの項目を申告の上、様々な必要書類を提出して、審査を受けなければなりません。
しかし、クレジットカード現金化は、必要最低限の本人確認さえできれば利用できるため、手続きが少なくて、資金調達までにかかる時間も短くて済みます。
まとめ
クレジットカード現金化を利用するには、少なからずデメリットがあることが理解いただけたかと思います。
その反面、利用する人にもやむにやまれぬ理由があり、資金調達の選択肢の一つとして使われ続けているという実態もなんとなく理解できたのではないでしょうか。
いずれにしろ、お金を作る方法としてはあまり推奨される方法ではありません。
もし、資金繰りに困って現金化の利用を考えているのであれば、他の選択肢がないか、もう一度よく検討して、リスクや費用についてあらかじめ理解した上で、あくまで自己責任で利用することをおすすめします。
クレジットカード現金化でお金を作るには？
クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。
WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。
利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。
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