利用停止にならずにやる方法はありますか?
メルペイにメルペイスマート払いを設定しておけば、残高チャージも、クレジットカードの紐付けもせずに買い物ができてしまいます。
つまり、メルペイで後払い決済ができるというわけです。
メルペイスマート払いを現金化させるには、メルペイ決済でなにか商品を買って売却するのが基本的なやり方です。
メルペイは店頭でもオンラインでも使えて、バーチャルカードもあって、この手のPay系決済としては全方位的な機能を備えています。
つまり、現金化の選択肢もそれだけ幅が広いというわけですね。
しかし、何でも買えるからといって闇雲に買い物をしても上手く換金できるとは限りません。
メルペイスマート払いの現金化に使える商品と購入先は4種類あります。
メルペイスマート払いを効率よく現金化させるために、具体的にどんな方法で、何を買って、どうやって換金すればいいのか詳しく解説していきます。
ゲーム機を家電量販店で買う
一番シンプルなスキームは、ゲーム機を買って売却する方法です。
なぜゲーム機なのかと言えば、ゲーム機は比較的どこでも手に入りやすく、買い取り換金率も高いからです。
どこで買う?
メルペイは以下の家電量販店やゲームショップで使うことができます。
店頭でのメルペイの支払はiD払いとコード決済があって、コード決済が使えないお店では、iD(おサイフケータイ、ApplePayで連携)で支払えます。
何を買う?
購入するゲーム機は、
・Nintendo Switch
・PlayStation
のいずれかです。
換金率を考えれば最新機種がベストですが、そもそも売り切れで手に入らないことも多いので、その場合は一世代前の機種を購入します。
機種名 | 型番/モデル | 発売時期 | 定価(税込み) | |
---|---|---|---|---|
最新 | Nintendo Switch 有機ELモデル (ネオンブルー・ネオンレッド) |
HEG-S-KABAA | 2021年10月8日 | 37,980円 |
1世代前 | Nintendo Switch バッテリー持続時間が長くなったモデル (ネオンブルー・ネオンレッド) |
HAD-S-KABAA | 2019年8月30日 | 32,978円 |
最新 | PlayStation5 | CFI-2000A01 | 2023年11月10日 | 66,980円 |
最新 | PlayStation5 デジタルエディション |
CFI-2000B01 | 2023年11月10日 | 59,980円 |
PlayStation5 | CFI-1200A01 | 2022年9月 | 60,478円 | |
PlayStation5 デジタルエディション |
CFI-1200B01 | 2022年9月 | 49,478円 | |
PlayStation5 | CFI-1200A01 | 2022年9月 | 60,478円 | |
PlayStation5 デジタルエディション |
CFI-1100B01 | 2021年7月20日 | 43,978円 | |
PlayStation5 | CFI-1100A01 | 2021年8月24日 | 54,978円 | |
PlayStation5 デジタルエディション |
CFI-1000B01 | 2020年11月12日 | 43,978円 | |
PlayStation5 | CFI-1000A01 | 2020年11月12日 | 54,978円 | |
旧機種 | PlayStation4 | CUH-2200型 | 2018年7月 | 32,978円 |
旧機種 | PlayStation4-Pro | CUH7200型 | 2018年10月 | 39,980円 |
それより前の機種になると買取が厳しくなるかと思います。
商品名は一緒でも型番やモデルに若干違いがあるので、間違えずに購入するようにしましょう。
また、現金化目的で買うなら、ゲーム機は中古ではなく、新品未開封の状態で売却したほうが換金率は高くなります。
どこで売る?
売却先は、換金率で考えるなら、いわゆる中華系買取業者がおすすめです。
買取価格が高く、振込スピードも早い(商品到着の当日〜翌日くらい)のでゲーム機を現金化するのにちょうどいい売り先です。
また、その日の買取価格がHPに記載されてますので、商品購入前に参考にするといいでしょう。
ただし、店舗数が少ない(全国に1、2店舗)ので店頭買取よりも郵送買取が基本になります。
どうしても店頭買取りがいい場合は、TSUTAYAやGEOで買い取ってもらいます。
中華系買取業者に比べると換金率は落ちますが、日本全国に店舗があり、即日現金化が可能です。
QUOカードをメルカリで買う
メルペイは当然メルカリでも使えます。
メルカリでゲーム機などを買ってもいいのですが、メルカリだと中古品が多くて、新品同様品でも開封済みだったりして中古品の域を出ません。
そこで役に立つのがQUOカードです。
通常メルカリでは金券の出品は禁止されていますが、QUOカードについては、記念品的な意味合いがあるためか、条件付きで出品が認められています。
それに乗じて、普通のQUOカードも出品されていて、それをメルペイで購入することができます。
購入したQUOカードは、街の金券ショップなどで買取ってもらうことで現金化可能です。
デメリットについて
ただし、この方法はいくつかデメリットがあって、
・購入価格が定価より高い
・メルカリの規約上グレーゾーン
・QUOカードを買取してない金券ショップもある
という点に注意が必要です。
購入価格が定価より高い
メルカリで出品しているQUOカードは基本的に記念品という体裁なので、値段設定も額面よりも1割〜2割、割高になっています。
メルカリの規約上グレーゾーン
また、記念品以外の通常QUOカードは原則出品禁止なので、見つかれば運営に削除されます。
そのため、常に出品があるとは限らず、また、いつ使えなくなるかわかりせん。
QUOカードを買取してない金券ショップもある
QUOカードは、ほとんどの金券ショップでは買取できて、換金率も高いですが、QUOカードの種類(コンビニ発行カードなど)によっては、買取をしてもらえない場合もあります。
QUOカード背面の番号によって発行タイプの分類ができるので、事前に発行タイプがわかるQUOカードを買うようにしましょう。
郵便窓口で切手を買う
切手もメルペイで購入できる金券の一つです。
買う場所は郵便局窓口で、メルペイコード決済が利用できます。
郵便窓口はキャッシュレス化が進んでいて、メルペイでの切手購入も対象になっています。
やり方は、郵便窓口で、
「○円切手を○枚ください。支払いはメルペイで。」
と伝えるだけです。
購入する切手は、売りやすさを考えると110円切手の100枚綴り(11,000円)などがおすすめです。
封筒の郵送に使われる利用頻度の高い額面なので人気も高く、金券ショップで換金率も80%〜90%くらいにで換金できます。
メルペイバーチャルカードで電子ギフト券を買う
メルペイにはバーチャルカード機能があります。
メルペイのバーチャルカードはMasterCard扱いのプリペイドカードで、カード番号を使って、ネットショップなどで買い物ができます。
このバーチャルカードでは、Amazonギフト券などの電子ギフト券も購入することもでき、代金はメルペイスマート払いの枠で支払うこともできます。
バーチャルカードを使った現金化の方法は?
バーチャルカードのカード情報は、メルペイのアプリを開いて、バーチャルカードのメニューから取得できます。
ギフト券は、Amazonギフト券やAppleギフトカードなどが、高く買い取ってもらいやすくておすすめです。
電子ギフト券買取サイトへ売却すれば、初回なら90%くらいの換金率で現金化が可能です。
購入から現金化まですべての手続がネット上でできるので、場所を選ばず来店不要で利用できます。
メルペイ バーチャルカードのカード番号の確認方法
- メルカリアプリ起動
- 「メルペイ」をタップ
- 「バーチャルカード」をタップ
- バーチャルカードのカード情報が表示される
Amazonギフト券で現金化する方法
- Amazonの支払方法(クレジットカード)にバーチャルカードの情報を入力
- 追加したカードでAmazonギフト券Eメールタイプを購入
- 発行されたAmazonギフト券のコード番号をメールで受け取る
- コード番号を買取サイトへ売却
- 買取り代金の入金
Appleギフトカードで現金化する方法
- 楽天の支払方法(クレジットカード)にバーチャルカードの情報を入力
- 追加したカードでAppleギフトカードを購入
- 発行されたAppleギフトカードのコード番号をメールで受け取る
- コード番号を買取サイトへ売却
- 買取り代金の入金
金券購入による利用停止のリスクについて
メルペイスマート払いは現金化目的での利用を禁止していて、金券類の購入には特に監視の目を光らせています。
金券類を利用したメルペイスマート払いの現金化は、
メリットとして、
1)購入から売却まですべてオンラインで完結する
2)買取サイトの初回優遇レートの活用で換金率もそこそこ高くなる
などがある反面、
デメリットとしては、
運営に目を付けられて利用制限を受ける可能性
と常にとなり合わせです。
メルペイでギフト券など金券を買うと、現金化目的とみなされてアカウントの利用制限を受ける事例も増えています。
・換金性の高い商品の購入(ギフトカード、金券、商品券)など、専ら与信枠の現金化を目的とすることが疑われる行為・取引を行うこと
制限解除の予定はございませんので、今後の利用はご遠慮ください。
※運営管理上、判断基準については個別に回答しておりません
違反行為については下記のメルカリガイドに記載がございますのでご確認ください。
利用制限を受ける基準は明らかにされていませんが、メルカリでの売買の履歴、メルペイでの買い物や返済の実績によっても左右されて、また、購入した金券の金額によっても変わるようです。
特に最近は、金券購入に対する監視の目が厳しくなっていて、5千円は大丈夫だったけど1万円以上だとダメというケースも報告されています。
また、利用制限には、一度は事情を説明すれば解除してもらえる「注意勧告の利用停止」と、一度制限を受けると復帰できない「無期限利用停止」があります。
注意勧告の場合は、購入した金券の利用目的などを説明して情状酌量を求めることができますが、無期限利用停止の場合は、回復は難しいと思われます。
まとめ
メルペイは、メルカリ経済圏構想の一旦を担うべく、ユーザーの囲い込みに力を入れている真っ最中です。
そのため、我々一般ユーザーもメルペイスマート払いなど、柔軟な審査で後払いサービスの恩恵に授かれています。
現金化の方法については、現金化したい人と、させたくない運営による攻防が続いているところですが、今の所、ご紹介した方法あたりが有力なところかと思います。
手間や換金率の良さなどのバランスを考えるとバーチャルカードで電子ギフト券を買う方法は良いのですが、いかんせん利用停止の可能性があり、リスキーです。
安全性を考慮すると、ゲーム機を使った方法が現実的かもしれません。
ただし、何しろ手間がかかって面倒です。
色々、売ったり買ったりは面倒だしよくわからないという人は、メルペイに対応した現金化サービスを利用する方法がおすすめです。
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