現在、ドコモのキャリア決済(d払い電話料金合算払い)を現金化させるにのに有効な方法は、
の4つがあります。
それぞれ特徴があって、d払いアプリで決済するか、プリペイドカードを使うかなどの違いがあり、
また、掛かる時間と手間、現金化の難易度、換金率相場などにも違いがあります。
以下の記事で、それぞれの詳しいやり方を解説していきます。
ドコモのキャリア決済が使える携帯
まずはじめに、キャリア決済が利用できる携帯回線の種類や、現金化するために必要なプリペイドカードについて整理しておきましょう。
ドコモのキャリア決済は、通称、「電話料金合算払い」とも呼ばれ、支払いをドコモの電話料金と合算して後払いにできるサービスです。
「d払い」にチャージして使えることから単に「d払い」の一機能として、「d払い(電話料金合算払い)」と呼ばれることもあります。
前提として、ドコモ回線の契約がないと利用することができませんし、現金化させることもできません。
キャリア決済は、メインキャリアのdocomoだけでなく、ahamo、irumoなどドコモのサブブランドでも使うことはできて、利用限度額は利用実績によって変わります。
利用限度額 |
20歳未満 最大10,000円/月 20歳以上 10,000円〜100,000円/月 |
対象回線契約 |
docomo(spモード) ahamoインターネット接続サービス irumoインターネット接続サービス |
増枠の目安 |
契約初期は10,000円 契約期間が3ヶ月以上で30,000円 6ヶ月以上で50,000円〜100,000円 |
キャリア決済からチャージできるカードは?
ドコモのキャリア決済(電話料金合算払い)からチャージができるプリペイドカードは、d払いバーチャルカード、バンドルカード、dカードプリペイドカードの3つです。
それぞれ以下のような特徴があります。
- d払いバーチャルカード(VISA)
- バンドルカード(VISA)
- dカードプリペイド(Mastercard)
発行が早くチャージの失敗も起きづらいです。d払いアプリから「d払いタッチ」の利用申込をすると自動で発行されます。利用開始するにはd払いアプリからロック解除が必要です。
サードパーティ製のバーチャルカードなので、アカウントを作ったばかりだとチャージが否決されることがあります。バンドルカードアプリのインストールと登録が必要です。
ドコモ純正のプリペイドですが、リアルカードなので発行に1週間ほど時間がかかります。発行すればdカードプリペイドのサイトからドコモキャリア決済へのチャージができます。
切手を買う(プリカ不要)
ドコモのキャリア決済を現金化させる方法の一つに、切手を買う方法があります。
郵便局の窓口では、切手やレターパックをd払いで買うことができて、これらを金券ショップで現金化させることができます。
この方法の特徴として、d払いで直接支払いができるので支払の手順がシンプルで済みます。
一方、デメリットもとして、手続をすべて店頭で行うため、それなりの時間と手間がかかるという点、また、換金率80%前後と手間の割にあまり換金率が高くならない点があります。
やり方は?
やり方は、まず、d払いのアプリから「アカウント」>「支払い方法」で「電話料金合算払い」を選んで、d払いからキャリア決済が使えるようにしておきます。
郵便局の窓口へ行き、切手シートをd払いで購入します。
この時、残高不足だと決済に失敗するので、事前にd払いの残高を確認してから支払うようにしましょう。
支払い方法の紐づけができていれば、d払いアプリの「ホーム」画面で「電話料金合算」の利用限度額が確認できます。
購入した切手シートは、最寄りの金券ショップなどで買い取ってもらい現金化させます。
全国どこでも実行できて、自分でやる現金化としては難易度も低めですが、その分換金率も80%前後とあまり高くはありません。
どの切手を買うべきか?
購入する切手は、普通切手シート100枚つづりのものが、買い取りに出しやすくおすすめです。
額面は、110円切手シート(11,000円)、500円切手シート(50,000円)など、よく使われるものが換金率が高くなりやすいです。
切手シートの換金率相場は80%前後ですが、買取店や地域によっても相場が違うので、購入前に最寄りの金券ショップなどで買取価格を確認してから購入することをおすすめします。
ゲーム機を買う(プリカ不要)
ゲーム機を使ってd払いを現金化させる方法もあります。
簡単に言えば、d払いでゲーム機を買ってそれを売却して現金化させるというものです。
この方法の注意点としては、商品購入で2日〜3日、商品買い取りで2日〜3日と、ある程度の時間と手間がかかる点があります。
やり方は?
d払い(電話料金合算払い)でゲーム機が買えるところはいくつかあります。
例えば、dショッピングでは、Nintedo Switchなどのゲームが売られていて、支払い方法に電話料金合算払い(キャリア決済)を使うことができます。
購入したゲーム機は、新品未開封品専門の買取業者へ売却することで現金化することができます。
購入する商品は、Nintedo Switchの他、PlayStationなどが定番ですが、買取業者のサイトに機種ごとの買取価格が載っているので、事前に買取価格をチェックしてから、換金率とd払い残高との都合に応じて、購入する商品を選ぶことをおすすめします。
店舗名 | 営業時間 | 所在地 | URL |
---|---|---|---|
買取ルデヤ | 10:00〜19:00 定休日:日曜日 |
東京都豊島区東池袋 3-22-12 ヴィラロッソカバーロ1F |
https://kaitori-rudeya.com/ |
ドラゴンモバイル | 11:00~19:30 定休日:日曜日 |
〒101-0025東京都千代田区 神田佐久間町1-14 第2東ビル1F |
https://mobileone.co.jp/ |
ケータイゴッド | 11:00~20:00 (不定休) |
〒160-0023 東京都新宿区 西新宿1-18-17 ラウンドクロス西新宿7階 |
https://keitai-god.com/ |
他にd払いでゲームが買えるお店は?
d払いでゲーム機が買えるところは他にもいくつかあって、
ネットだとAmazon、dショッピング、
店頭だとエディオン、ヤマダ電機、ビックカメラなど
があります。
d払いで支払いをするには、事前にd払いアプリから支払い方法に電話料金合算払い(キャリア決済)を設定しておく必要があります。
d払いのアプリから「アカウント」>「支払い方法」で「電話料金合算」が選択できます。
設定ができていれば、d払いのアプリの「ホーム」から電話料金合算払いの利用限度額も見ることができます。
電子ギフト券を買う(要プリカ)
ドコモキャリア決済を現金化させる方法の一つに、電子ギフト券を買って現金化させるやり方があります。
この方法の特徴は、ネットで買ってネットで売るので、すべての手続をネットで完結させられるところにあります。
購入する電子ギフト券はいまのところAppleギフトカードがおすすめですが、相場変動などの情勢によっては、Amazonギフト券、Nintendoプリペイド、GooglePlayギフトカードなども候補に上がります。
やり方は?
具体的なやり方として、バーチャルカードを使う方法を紹介します。
まず、d払いのアプリから「アカウント」>「支払い方法」で「電話料金合算」を選択して、d払いの支払い元を電話料金合算払い(キャリア決済)にしておきます。
d払いアプリの「ホーム」から「d払いタッチの設定」を選んで、d払いタッチの設定を済ませると、d払いバーチャルカードが使えるようになります。
次に、「アカウント」メニューから、「バーチャルカード」を開いて、「カードロック設定」を解除します。
AppleStoreでAppleギフトカードを選んで、支払い方法のカード情報欄に、d払いバーチャルカードのカード番号を入力して支払いをします。
メールアドレス宛にAppleギフトカードのギフト券番号が届くので、電子ギフト券の買い取りサイトへ送信して買い取ってもらいます。
電子ギフト券の換金率はどのくらい?
Appleギフトカードの換金率相場は80%〜85%程度で、どの買取店に出すかと、買い取り時期によっても変動します。
買い取りには、本人確認用の身分証明書、入金先の口座情報が必要です。
初めての人は、購入時の明細(メール画面のスクリーンショットなど)を求められる場合があります。
買取査定は24時間対応なので、手続きすればすぐに振り込んでもらえますが、月末月初など繁忙期は時間がかかる場合もあります。
プリペイドカードなしで電子ギフト券を買うには?
iPhone限定ですが、プリペイドカードへのチャージをしなくても、ドコモキャリア決済でAppleギフトカードを買う方法があります。
iPhone付属のAppStoreアプリでは各キャリアのキャリア決済で、Appleギフトカードを買うことができます。
詳しいことはこちらの記事を参照ください。
現金化サイトを使う(要プリカ)
現金化サイトを使ってドコモのキャリア決済を現金化させる方法もあります。
この方法は、キャリア決済をプリペイドカードへチャージし、それを現金化サイトを通じて現金化してもらうというものです。
チャージ済みプリペイドカードがあれば、あとの手続きは現金化サイト内で完結するので、一番簡単で確実に現金を手にできる方法です。
その一方、業者へ支払う手数料が掛かったり、本人確認のため身分証明書の提出が必要なるなどのデメリットもあります。
換金率は使うカードや利用金額によっても変わりますので、事前に利用条件などをよく確認の上、利用することをおすすめします。
やり方は?
現金化サイトを使ったドコモキャリア決済現金化のやり方はいくつかありますが、代表的なものとして、バンドルカードを使う方法を紹介します。
まずは、スマホにバンドルカードのアプリをインストールします。
dアカウント連携が使えるようにwifiは切ってドコモ回線に切り替えておきましょう。
バンドルカードのアプリを開きメニューから「チャージ」>「d払い」>「チャージ手続きへ」で「チャージ金額」を入力し、「チャージする」をタップします。
dアカウントへ遷移するのでネットワーク暗証番号(数字4桁)を入力して「次へ」>「入力内容を確認する」> 金額を確認して問題なければ「承諾して購入する」をタップすれば、バンドルカードに金額がチャージされます。
バンドルカードアプリのホーム画面を更新して、残高にチャージされたのを確認してみてください。
これでバンドルカードが使えるようになったので、現金化サイトへ申し込んで現金化してもらいます。
必要書類は、バンドルカードの画面スクショ、身分証明書、振込先の口座などです。
スムーズにいけば、30分〜1時間くらいで振込んでもらえます。
キャリア決済・後払いアプリも現金化
auPAYプリペイド、dカードプリペイド、ソフトバンクカードなどを使って、キャリア決済の現金化も可能です。
各種プリペイドカードを発行の上、キャリア決済からチャージして、現金化サイトへの申し込みをすればOKです。
申込みには残高のあるカードやアプリの画面、本人確認書類が必要です。
クレカが無くても、キャリア決済の他、ペイディやバンドルカードなど後払いアプリ、バーチャルカードも現金化できます。
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