auPAY残高の現金化のやり方は、チャージのしたかによっても違いがあります。
「現金・ポイント」チャージ
「クレカ・キャリア決済」チャージ
と2パターンがあって、「現金・ポイント」チャージなら口座引き出しができますが、「クレカ・キャリア決済」チャージだと口座引き出しはできません。
「現金・ポイント」でチャージした場合は?
現金チャージ(銀行口座、コンビニ、ATM)もしくは、PontaポイントでチャージしたauPAYは、お金と一緒なので、出金機能を使ってじぶん銀行の口座を通じて、ATMなどから現金を引き出すことができます。
「クレカ・キャリア決済」でチャージした場合は?
クレジットカードやキャリア決済(auかんたん決済)からチャージした残高は、現金として出金させることはできません。
もしやるとしたら、何らかの商品や専門のサイトを使って現金化をさせることになります。
具体的にはauPAYアプリに加え、auPAYバーチャルカードを使う方法などがあり、やり方によってかかる時間や、換金率などに違いがでます。
auかんたん決済からauPAYへチャージするには?
auかんたん決済でauPAYへチャージできる回線は、
・au
・UQmobile
・povo2.0
の3つです。
(ただし、au、UQmobileの限度額が最大10万円なのに対して、povoのauかんたん決済限度額は2,000円と少額です。)
au以外のキャリア決済からauPAYへチャージさせることはできません。
auPAYへのチャージは、auPAYアプリの「チャージ」>「auかんたん決済(通信料金合算)」からできます。
利用限度額は、回線の契約期間や年齢に応じて1万円〜10万円まで設定があり、現在の利用限度額はこちらで確認できます。
使った分は、翌月の電話料金と合算して支払うことになるので、ある意味、au版の後払いアプリとも言えます。
auかんたん決済の現金化について詳しく知りたい人は以下の記事も参照ください。
「現金・ポイント」チャージしたauPAYの場合
じぶん銀行の口座へ出金して現金化
現金(銀行口座、コンビニ、ATM)もしくは、PontaポイントからチャージしたauPAYの残高は、「じぶん銀行」の口座へ出金することで現金化することができます。
この方法で引き出せるのは、現金・ポイントでチャージした分のみで、クレジットカードやauかんたん決済でチャージした残高の現金化はできません。
auPAY残高を口座へ出金させるには、「じぶん銀行」の口座を開設して、口座と同一名義のauPAYと紐づける必要があります。
auPAYアプリ → 「じぶん銀行」メニュー → 「送金・払出・オートチャージを申し込む」 → じぶん銀行のお客様番号とパスワードで連携
口座が未開設の場合、申し込みしてから出金できるようになるまで1週間〜10日ほど日数がかかります。
じぶん銀行の引き出しができるATM
- セブン銀行ATM(セブンイレブン、イトーヨーカドー)
- イーネットATM(ファミリーマート、ポプラ、デイリーヤマザキ)
- ローソン銀行ATM(ローソン)
- 三菱UFJ銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
利用できるATMは、約87,000台あります。
セブンイレブン、ファミマ、ローソンなど主要なコンビニならほとんどの店舗が対応していて、24時間365日引き出しが可能です。
auPAYから「じぶん銀行」への出金手数料
auPAYから「じぶん銀行」への出金上限は1回につき10万円までで、手数料として2万円未満の場合は200円(税別)、2万円以上の場合は払出額の1%(税別)がかかります。
さらにATMから引き出すとき、110円〜220円のATM手数料がかかります。
(※じぶんプラスのステージによってATM手数料が無料になる場合も)
じぶん銀行 → ATM引き出し 110円
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合計:310円
「クレカ・キャリア決済」チャージしたauPAYの場合
クレジットカードやキャリア決済(auかんたん決済)からチャージした残高は、現金として出金させることはできません。
後払い性のある支払い方法でチャージした残高を出金できるとなれば現金化ができてしまうので、それを防ぐための措置と考えられます。
これらの方法でチャージしたauPAY残高は、なんらかの商品を買ったり、現金化サイトなどを使って現金化させることになります。
やり方によって手間やかかる時間、換金率などの条件にも違いがあります。
auPAYアプリに加えて、auPAYバーチャルカードも使えるようになって、現金化のスキームもいくらかやりやすくなっているので、その辺の事情も交えて詳しく解説していきます。
auPAYのコード決済で切手を買う
クレジットカードやauかんたん決済からチャージしたauPAY残高を現金化させる方法の一つに、切手を使う方法があります。
この方法のメリットは、手順がシンプルで再現性が高い点で、逆にデメリットは、店頭2箇所へ足を運ばないとならないので、手続きが面倒といった点が上げられます。
やり方は?
やり方は、キャッシュレス決済に対応した郵便窓口で、切手を購入し、auPAYで支払います。
郵便窓口ではauPAYのコード決済が使えるので、auPAYプリペイドカードは必要ありません。
購入した切手は、最寄りの金券ショップへ行って買い取ってもらい現金化させます。
購入する切手は、110円切手シート(100枚綴り)11,000円や、500円切手シート(100枚綴り)50,000円などが換金率の面でも有力です。
いずれにしても普通切手をシートで購入するのがポイントです。
切手シートの換金率相場は80%〜85%ですが、買取店によっても条件は違うので、事前に買い取り価格を確認してから購入することをおすすめします。
auPAYプリペイドカードで電子ギフト券を買う
auPAYを現金化させる方法の一つに、電子ギフト券を買って現金化させるやり方があります。
auPAYプリペイドカードは、元々、物理カードだけでしたが、2024年4月からバーチャルカードが使えるようになったので、物理カードを受け取りらなくてもアプリからバーチャルカードを発行させて、現金化に使うことができるようになりました。
この方法の特徴として、ネットで買ってネットで売るので、すべての手続をネットで完結させられるところにあります。
購入する電子ギフト券はいまのところAppleギフトカードがおすすめですが、相場変動などの情勢によっては、Amazonギフト券、Nintendoプリペイド、GooglePlayギフトカードなども候補に上がります。
やり方は?
まずは、auPAYのアプリの「アカウント」> auPAY「メニュー」 > 「バーチャルカード」からバーチャルカードを発行します。
au回線契約者やじぶん銀行の登録が済んでいれば、本人確認済みなので、すぐにバーチャルカードが発行されて使えるようになります。
なお、アカウントの状況によっては発行に最大5日かかる場合があります。
バーチャルカードが使えるようになったら、AppleStoreでAppleギフトカードを選んで、支払い方法のカード情報欄に、auPAYバーチャルカードのカード番号を入力して支払いをします。
メールアドレス宛にAppleギフトカードのギフト券番号が届くので、電子ギフト券の買い取りサイトへ送信して買い取ってもらいます。
バーチャルカードの例で説明しましたが、物理カードのプリペイドカードでもやり方は同じです。
Appleギフトカードの換金率相場は85%〜95%程度で、買い取り時期によっても変動します。
必要書類は、本人確認用の身分証明書、入金先の口座情報など。24時間対応で、申し込みすればすぐに査定されて、30分〜1時間程度で代金を振り込んでもらえます。
なお、iPhoneのAppStoreを使うことで、auPAYプリペイドカードを使わずにauPAY(auかんたん決済)でAppleギフトカードを買うこともできます。
カードの利用停止されない?
試しにauPAYバーチャルカードで、Appleギフトカード3,000円とAmazonギフト券3,000円を買ってみたところ、いずれも問題なく購入できてギフト券も5分くらいで発行されました。
ただし、プリペイドカードの電子ギフト券購入は年々制限が厳しくなっている傾向にあるので、連続購入や高額購入だと発行にやたらと時間がかかったり、購入自体がキャンセルされたりといった制限も起こりえます。
なお、これらの利用制限はあくまでギフト券の発行元による利用制限なので、プリペイドカード自体が利用停止になるといったことはありません。
現金化サイトでauPAYプリペイドカードを現金化する
現金化サイトを使ってauPAYを現金化させる方法もあります。
この方法はauPAYに紐づけられているバーチャルカード(プリペイドカード)を現金化サイトで現金化してもらうというものです。
ネット完結で手続きも一か所で済むので、他の方法に比べて簡単ですが、その分手数料はかかります。
換金率は利用金額によっても変わりますが、無料見積もりもできるので、条件をよく確認の上、利用されることをおすすめします。
やり方は?
まず、auPAYアプリの「アカウント」> auPAY「メニュー」 > 「バーチャルカード」からバーチャルカードを発行します。
バーチャルカードが使えるようになったら、auPAY残高が入っていることを確認してから現金化サイトへ申し込みをし、auPAYバーチャルカードに記載されたカード番号で決済をしてもらい現金化させます。
必要書類は、バーチャルカードの画面、身分証明書、振込先の口座などです。
スムーズにいけば、申込みから30分〜1時間くらいで振込んでもらえます。
バーチャルカードの例で説明しましたが、物理カードのプリペイドカードでもやり方は同じです。
キャリア決済・後払いアプリも現金化
auPAYプリペイド、dカードプリペイド、ソフトバンクカードなどを使って、キャリア決済の現金化も可能です。
各種プリペイドカードを発行の上、キャリア決済からチャージして、現金化サイトへの申し込みをすればOKです。
申込みには残高のあるカードやアプリの画面、本人確認書類が必要です。
クレカが無くても、キャリア決済の他、ペイディやバンドルカードなど後払いアプリ、バーチャルカードも現金化できます。
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