キャリア決済とは、スマホで買い物をするときに使える支払い方法で、良いところは代金の支払いを携帯料金と一緒にして請求してもらえるところです。
支払いの時に携帯会社が一時的に代金を立て替えてくれるので、あなたは携帯代金の支払日に買い物の代金をまとめて払うだけで済みます。
買い物のときに、その都度お店の銀行口座へ振込をしたりしなくてもいいので、便利な支払い方法ですよね。
キャリア決済は以下のように携帯会社によって名前が違いますが、すべて同じ機能と考えて問題ありません。
・ドコモケータイ払い
・auかんたん決済
・ソフトバンクまとめて支払い
この3キャリアのいずれかの携帯をもっていれば、10,000円~100,000円程度の買い物用の決済枠が設定されています。
この機能が持つ後払いという性質を利用して現金化をする方法が、キャリア決済の現金化と呼ばれています。
各キャリア決済の利用枠(利用限度額)の確認方法
キャリア決済には利用限度額が設定されています。この金額は人それぞれ違っていますので、限度額を確認してから使うようにしましょう。
ドコモのケータイ払い
ドコモのサイトから→お客様サポート→料金・通信料の確認→料金確認の一覧を見る→決済サービスご利用明細→限度額が表示されます。
このページから限度額設定変更が可能です。変更する場合、設定変更ボタンをクリックし、金額を入力してください。
docomoケータイ払い(d払い)の現金化について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご参照ください。
auかんたん決済
au IDのトップページ→auかんたん決済→限度額が表示されます。auは契約年数によって限度額が決まっています。
ソフトバンクまとめて支払い
マイソフトバングのページからメニューをクリック→ソフトバンクまとめて支払い→ご利用残高→限度額の残高が表示されています。残高は変更できます。その場合、トップページのメニュー→安心・便利→ご利用可能額の設定→希望する利用額を入力してください。
ソフトバンクまとめて支払いの利用限度額確認(ログインしてください)
以前は、キャリア決済で直接アマゾンギフト券を購入して、買い取ってもらって現金化するということが可能でした。
アマゾン公式サイトでは、アマゾンギフト券の購入にキャリア決済に対応していないのですが、かつては、PINCOMなどの一部ネットショップでキャリア決済を使ってアマゾンギフト券の購入することができました。
しかし、2017年11月にすべてのキャリア決済によるアマゾンギフト券の購入が出来なくなり、この方法は使えなくなってしまいました。
そこで考え出された方法がキャリアが発行しているプリペイドカードを使った現金化の方法です。
キャリアプリペイドを使ったキャリア決済現金化の方法
以前はアマゾンギフト券を購入する際、キャリア決済という方法で支払いができました。
キャリア決済で購入したアマゾンギフト券を業者に買い取ってもらい現金にするという方法が使えましたが、今は取り締まりが強化し、キャリア決済は使えなくなりました。
そこで最近では、キャリア決済とキャリアプリペイドを使ってアマゾンギフト券を購入することができます。
まず、キャリア決済を使ってプリペイドカードにチャージします。
アマゾンのサイトでアマゾンギフト券を購入するだけです。
決済画面でキャリアプリペイドの選択をしてください。
キャリアプリペイドカードとは
キャリアプリペイドカードとは、各携帯会社が発行しているプリペイドカードになります。
ドコモなら「dカードプリペイド」、auなら「au WALLETプリペイドカード」、ソフトバンクは「ソフトバンクカード」という名称です。
サービス内容はどれもほぼ同じです。。
審査もなく、手数料、入会費や年会費なども無料で、ネットショッピングや実店舗などで使うことができます。
使い方は簡単で事前にチャージ(入金)して、ネットショッピングや店舗での支払い時に決済するだけです。
それぞれ、0.5%のポイントも付くので、現金を使うよりもお得に支払いができます。
キャリアプリペイドカードの発行方法
各携帯会社の店頭にて手続きができます。
手続き後、後日、自宅にカードが届きます。
また、ネットから申し込むこともできるので、わざわざ店舗に行く必要もありません。
各携帯会社のサイトの申し込みフォームより手続きをしてください。
1週間前後でカードが届きます。
ドコモプリペイドカードの発行申込み(dアカウントが必要です)
ソフトバンクプリペイドカードの発行申込み(申し込みはスマホから受付しています)
キャリアプリペイドカードのチャージ方法
キャリアプリペイドカードのチャージ方法ですが、携帯会社により異なります。
dカード プリペイド
dカードの場合、マイページにログインし、チャージできます。
決済方法はドコモケータイ払い、dポイント、dカード、クレジットカード、ネットバンキングが使えます。
現金でチャージする場合、ローソンのレジでできます。
au WALLETプリペイド
auの場合、au WALLETのサイトまたはau WALLETアプリからチャージすることができます。
決済方法は、auかんたん決済、じぶん銀行、クレジットカード、auのポイント、au WALLETチャージカードが使えます。
現金でチャージするなら、auショップまたはローソンのレジでできます。
ソフトバンクカード
ソフトバンクカードは、会員専用ページまたはソフトバンクカードアプリからチャージできます。
決済方法はソフトバンクまとめて支払い、Tポイント、ゆうちょATM、セブン銀行ATM、ジャパンネット銀行、自分の口座から銀行振り込みでチャージなどが使えます。
プリペイドカードでアマゾンギフト券を買う
今は使えなくなってしまった”キャリア決済を使ってアマゾンギフト券の購入をする方法”ですが、今はこのキャリアプリペイドを使えば、アマゾンギフト券を購入することができます。
そして、購入したアマゾンギフト券を買取業者に買い取ってもらえば現金化成功です。
また、携帯電話会社ごとにポイントが貯まりますよね。
ドコモはdポイント、auはauポイントまたはWALLETポイント、ソフトバンクはTポイントとそれぞれ携帯電話代やキャリア決済などが発生すればその分、ポイントが加算されています。
そのポイントはキャリアプリペイドにチャージすることもできますから、ポイントを使ってアマゾンギフト券を購入することもできます。
なんなら、ポイントだけでアマゾンギフト券を購入できることもあるでしょう。
こういった使い方もあります。
dプリペイドならアマゾンギフト券を購入する際、さらにその購入分のdポイントが0.5%付きます。
10,000円なら50ポイントもらえるのはお得ですね。
このdプリペイドはドコモユーザーに限らず、12歳以上の方なら誰でも作ることができます。
様々な店舗で利用できるので持っておいても損はないでしょう。
キャリアプリペイドカードを使った場合のデメリット
キャリアプリペイドは、ネットショッピングなどでとても便利に使えますが、デメリットはあるのでしょうか。
特に大きなデメリットはありませんが、下記のようなことはできません。
支払い方法
キャリアプリペイドを使う場合、チャージしますが、その際の支払い方法は一括払いのみです。
分割払いでのチャージはできません。
引き落としには使えない
クレジットカードのように公共料金の引き落としには使えません。
払い戻し不可
チャージしてしまえば、払い戻しはできません。
カード発行までに時間がかかる
すぐに現金化したい場合に、カード発行まで1週間程度要するため、現金化まで時間がかかります。
バンドルカードを使ったキャリア決済現金化の方法
そこで新たに考えだされた方法が、バンドルカードを使った現金化の方法です。
この方法を使えば、スマホ一つで即座にキャリア決済の利用枠を現金化することができます。
バンドルカードとはなにか?
バンドルカードとは、クレジットカードの機能をスマホのアプリにしたバーチャルクレジットカードです。
アプリを起動すると画面にクレジットカードが表示されて、それをあたかもクレジットカードのように支払いに使うことができます。
もちろんクレジットカード番号も発行されますので、その番号を使ってインターネットでショッピングをすることも可能です。
ただし、バンドルカードはクレジットカードと違って先払い方式になりますので、事前にカードにお金をチャージ(入金)しておく必要があります。
このアプリはios、Androidの両方に対応しているので、スマホを持っている人であればだれでも利用することが可能です。
また、バンドルカードには様々なチャージ方法が用意されているのが特徴です。
今現在、以下の方法でバンドルカードにチャージすることが可能です。
・コンビニ
・クレジットカード
・ドコモのケータイ払い
・ソフトバンクまとめて支払い
・ビットコイン
・ネット銀行
・銀行ATM(ペイジー)
(2018年3月7日現在、auかんたん決済には対応していません。ただしドコモ、ソフトバンクと縦続けに対応が発表されたのでおそらくauかんたん決済への対応もされるでしょう。)
これを見て分かる通り、バンドルカードはドコモとソフトバンクのキャリア決済によるチャージに対応しています。
ここで重要なのがバンドルカードへのチャージにキャリア決済が使えるというところです。
つまり、バンドルカードを介することで、間接的にキャリア決済の利用枠で、クレジットカードのようにアマゾンギフト券を購入することができるということです。
バンドルカードを使ったキャリア決済の現金化の方法をまとめると以下のとおりです。
バンドルカードを使ったキャリア決済現金化の方法の流れ
ドコモのケータイ払い or ソフトバンクまとめて支払いを使ってバンドルカードにチャージします。
↓
チャージしたバンドルカードでアマゾン公式サイトからアマゾンギフト券を購入します。
↓
アマゾンギフト券を買取業者に買取ってもらいましょう。
↓
現金化成功です!
キャリア決済によるバンドルカードへのチャージ方法
キャリア決済に対応しているのはドコモのケータイ払いとソフトバンクのまとめて支払いだけです。
チャージ額ですが、1回のチャージで30,000円まで可能です。
キャリア決済でバンドルカードへチャージする方法ですが、スマホのチャージメニューからドコモのケータイ払いまたはソフトバンクまとめて支払いを選択します。金額を入力し、チャージをクリックすると、それぞれの携帯のログイン画面になります。アカウントのIDとパスワードを入力します。ログイン後、決済内容を確認後、ネットワークパスワードを入力し、購入するボタンをクリックすればチャージ完了です。
これで、キャリア決済によるバンドルカードが利用できます。
キャリア決済の現金化の違法性は?
キャリア決済を使って現金化することは違法なのでしょうか。
法律の観点からみますと、違法にはなりません。
このキャリア決済は携帯会社から、”あなたはこの金額までは自由に使っても良いです”と与えられた与信です。
これは与えられた利用者がどう使おうと自由で決まりはありません。
法律として罰則があったり取り締まっているようなものではありません。
それなら、心置きなく現金化できると思ったあなた!!
安心するのはまだ早いです。
法律による定めはありませんが、携帯会社の規約のもと、与えられている与信であることを忘れないでください。
その規約とは、商品購入の目的に使うことができるというもので、現金化目的でのキャリア決済の使用は禁止とどの携帯会社の規約でも謳ってあります。
もし、現金化がバレてしまえば、今後キャリア決済は利用停止、最悪の場合は携帯自体強制的に解約させられるかもしれません。そうなるとブラックリスト入り決定です。
1度に高額なキャリア決済をしたり、支払いが遅延すれば、現金化の疑いをかけられてしまいますから、高額利用や支払い遅延は絶対しないよう計画的に利用しましょう。
自分の信用情報にもキズが付いてしまいますし・・。
なぜアマゾンギフト券を使うのか?
近年、アマゾンギフト券を使った現金化が流行しています。なぜアマゾンギフト券を使うのでしょう。
そのワケは、ここ数年アマゾンの利用者が急増しています。
そのため、アマゾンギフト券は需要が高く、現金化する時の買い取り額や換金率が比較的高めになっています。
多種多様に使えるアマゾンギフト券は換金するのに適した金券ということになります。
昨今では様々な現金化方法が取り沙汰されていますが、アマゾンギフト券を現金化する行為自体は違法なものではありません。
アマゾンのサイトでも禁止などと謳っていません。
ですから、アマゾンギフト券を使った現金化が増えています。
キャリア決済・後払いアプリも現金化
auPAYプリペイド、dカードプリペイド、ソフトバンクカードなどを使って、キャリア決済の現金化も可能です。
各種プリペイドカードを発行の上、キャリア決済からチャージして、現金化サイトへの申し込みをすればOKです。
申込みには残高のあるカードやアプリの画面、本人確認書類が必要です。
クレカが無くても、キャリア決済の他、ペイディやバンドルカードなど後払いアプリ、バーチャルカードも現金化できます。
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