ヤフオクでは商品券の出品は禁止されていません。
紙のギフト券でも、電子ギフト券でも出品して換金させることが可能です。
ただし、金券を出品するには条件があり、普通の商品の出品とは扱いが違います。
今回は、ヤフオクで商品券、ギフト券などを出品して換金する方法について解説します。
ヤフオクでは商品券の出品は禁止されていない?
ヤフオクでは、商品券・ギフト券などの金券類の出品が可能です。
ヤフオクの利用規約の出品禁止物の欄にもとくに金券類は明記されていません。
B.出品禁止物
ただし条件があって、「チケット、金券、宿泊予約」というカテゴリへ出品することがルールとなります。
ヤフオクに出品されている金券にはどんなものがあるかといえば、
JCBギフトカード・VJAギフトカード・切手・QUOカード・図書カード・全国百貨店共通商品券・JTB旅行券・Amazonギフト券・Appleギフトカード
・・・など。
紙やカードのギフト券でも電子ギフト券も出品が可能です。
ちなみに、PayPayフリマ・メルカリ・ラクマなどのフリマアプリでは金券の出品は禁止されています。
ネットオークション系で金券類の出品ができるのは、ヤフオク!と、あとモバオクくらいでしょうか。
クレジットカードで商品券を落札することは出来ない
ヤフオクで商品券を出品して換金することは可能ですが、落札時の支払い方法にクレジットカードを使うことは出来ません。
ヤフオクの「チケット、金券、宿泊予約」カテゴリには、支払い方法の制限がかけられていて、
・クレジットカード払い
・PayPay残高払い
・PayPayあと払い
などの支払い方法は、利用できません。
そのため、ヤフオクで「商品券・ギフト券を換金すること」は可能ですが、ヤフオクで「クレジットカード現金化目的で商品券を購入すること」はできません。
ヤフオクで商品券を換金するメリット
お店へ行かずに換金できる
商品券の換金というと、最も王道は金券ショップに売却する方法です。
ですが、金券ショップに売却するためには、時間の都合をつけて金券ショップへ足を運ぶ必要があります。
一方、ヤフオクはスマートフォンからいつでも出品することがで、代金も銀行振り込みで受け取ることができます。
近くに買取りショップがないという場合や、営業時間内に時間が取れないという人にヤフオクで換金する方法はメリットになるでしょう。
金券ショップより高く換金できる可能性がある
金券ショップで売却する場合は、買取価格は金券ショップの言い値となりますが、ヤフオクでは自分で商品価格を設定することができます。
うまくいけば金券ショップよりも高い換金率で現金化できる可能性もあります。
ただし、ヤフオクではシステム手数料が10%かかることや、送料、振り込み手数料などの費用がかかるので、それらを加味すると金券ショップより換金率で劣る場合があります。
また、出品価格には相場がありますので、あまり高い価格で出品しているとなかなか入札が入らず、換金するのに時間がかかる場合があります。
ヤフオクで商品券を換金するデメリット
即金性がない
ヤフオクでの商品券の換金は、即金性がありません。
出品→落札→発送→受取→入金と多くの手順を踏むため、どんなにスムーズに取引が進んだとしても最短で3日間はかかります。
そのため「今日中に現金が必要」という人には向かない方法です。
各種手数料がかかる
ヤフオクに出品するには、落札システム利用料や、場合によってプレミアム会員費が必要となります。
・Yahoo!プレミアム会員登録:月額508円(税抜)
・落札システム利用料:
ー プレミアム会員:落札価格の 8.8% (税込)
ー プレミアム会員以外:落札価格の 10% (税込)
プレミアム会員にならなくても、出品自体はできます。
ただし、落札手数料の違い以外にも出品個数が1個だけになるなど一部の機能に制限もあります。
出品や発送の作業が手間
ヤフオクの場合出品作業から発送作業まで、すべて自分でやる必要があります。
今までオークションの経験がある方にとっては、さほど問題ないかもしれません。
ですが、初心者の場合、ヤフオク内のさまざまなルールを理解し、出品のための写真撮影、商品説明文の作成、落札者とのやり取り、商品の発送という作業は、かなり大変なものになると思います。
落札者とのやり取りがスムーズに進まなければ、その分現金の振り込みも遅くなってしまいます。
ヤフオクで商品券を換金する場合のポイント
上記、メリット・デメリットを理解の上で、ヤフオクで商品券やギフト券などの金券類を出品して換金する場合のポイントをいくつかご紹介します。
出品カテゴリは「チケット、金券、宿泊予約」へ
ヤフオクで商品券やギフト券を出品する場合、「チケット、金券、宿泊予約」のカテゴリへ出品することが条件となります。
かならず、このカテゴリへ出品します。
カテゴリ内をみると他の出品が確認できるので、同じ商品の出品を見つけて出品方法を参考にするといいでしょう。
発送方法はレターパックプラス
商品券を送る際、問題になるのが商品の受取確認です。
普通郵便で送って万が一、悪意のある落札者だと、届いてないと言い張って支払いを拒否するケースもありますし、稀ではありますが、郵便の配達ミスで他の家に届いてしまうケースなどもあり得ます。
そうしたトラブルを防ぐために、ヤフオクで商品券を送る場合、受取確認をしてくれるレターパックプラスで送るのが鉄則です。
レターパックプラスは、送料全国一律520円で、郵便局やコンビニで買うことができます。
ちなみに、少し安いレターパックライトというのもありますが、これは受取確認してくれないのでご注意ください。
電子ギフト券なら取引ナビでギフト券番号を送付
Amazonギフト券Eメールタイプなど電子ギフト券の場合は、コード番号を取引ナビで伝えることで発送の代わりにできます。
取引ナビというのは、ヤフオクの出品者と落札者が連絡を取るための掲示板のようなものです。
この方法を取る場合、商品説明には、「コード番号のみの出品」である旨明記して出品する必要があります。
電子ギフト券(コード番号のみの出品)の場合は紙の商品券とくらべて、送料等がかからないのと、発送、受取の手間が短縮できます。
タイトルは検索にヒットするキーワードを入れる
ヤフオクで商品を探す際は、カテゴリから絞っていく人もいれば、落札したい商品を直接入力して検索する人もいます。
そのため、いかにタイトルに商品券を探している人が検索しそうなキーワードを含めるかということが重要になってきます。
商品券を出品する場合は、
・商品券の種類・額面・状態
あたりはタイトルに入れていいかもしれません。
例えば、
「JCBギフトカード 5万円分 未使用」
といいった感じです。
タイトルにあまり情報を詰め込みすぎると逆に見づらくなるので、最小限必要な情報を伝えられるようにして、その他の詳細は本文の方に記入しましょう。
落札代金の受取に振り込み手数料がかかる
落札された商品の代金は、ヤフオクの売上金管理に一旦チャージされます。
そこから振り込み申請することで、引き出すことができます。
振込先口座はどこの銀行でも指定できますが、振り込み手数料に100円がかかります。
また、振り込み申請から入金までに、
午前中に申請→翌営業日
午後に申請→翌々営業日
かかります。
例外的にPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)だと、振り込み手数料が無料になるのと土日夜間でも入金が可能になります。
商品券を換金するならヤフオクか?金券ショップか?
ヤフオクでの商品券の換金について紹介してきましたが、「もっと簡単に早く換金したい」という場合は、紙の商品券なら金券ショップに持ち込むことをおすすめします。
金券ショップなら、身分証と商品券を持って店頭へ行けば、その場で査定して現金で買い取ってもらえます。
ヤフオクに比べて圧倒的に早くて楽です。
換金率は、どの商品券かにもよりますが、全国百貨店商品券やJCBギフトカードなどの有名な商品券であれば、95%以上の換金率になるし、おそらくヤフオクで売るよりも高く買い取ってもらえます。
ただし、Amazonギフト券やAppleギフトカードなどの電子ギフト券は、金券ショップでは買い取ってもらえません。
オンラインの電子ギフト券買取サイトを利用しましょう。
買取価格が高い電子ギフト券買取サイト
クレジットカード現金化でお金を作るには?
クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。
WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。
利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。
対応が早くて条件も良いサイトをいくつか紹介しておきますので参考にしてください。
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