現金化に使えるバーチャルカードの種類は、
- クレジットカード系
- BNPL系(あと払いアプリ)
- 携帯キャリア系
の3種類があります。
いずれも後払い枠でカード決済が使えることは共通していますが、それぞれ審査基準や利用限度額などに違いがあります。
また、現金化に使えるバーチャルカードの条件は4つあって、
クレジットカード同様に、
1)16桁のカード番号、
2)セキュリティーコード、
3)有効期限
が取得きること、そして、
4)国際カードブランド(VISA、Mastercard、JCB、AMEX)
が付いていることです。
この4条件が揃っていれば、物理カードでもバーチャルカードでもだいたいオンラインカード決済で現金化することができます。
これに加え後払い機能が付いていることを条件とした、バーチャルカードの紹介とその現金化方法について解説しています。
それでは、具体的にどのようなバーチャルカードがあるのか見てみましょう。
クレジットカード系バーチャルカード
まずは、クレジットカード系のバーチャルカードから。
クレジットカードでも物理カードとは別にアプリから取得できるバーチャルカードが発行されるカードが増えています。
カード番号は、物理カードに記載されておらず、アプリから取得するタイプ(ナンバーレス)や、そもそも物理カードの発行がなくてバーチャルカードのみのクレジットカードもあります。
大半の現金化サイトはオンライン決済なので、物理カードがなくてもアプリからカード番号を取得して現金化することができます。
メルカード
メルカリが発行しているクレジットカード。メルペイ連携だけでなくバーチャルカードを使ったカード決済も可能。
カードブランドはJCBでメルペイアプリ上からカード番号を取得できる。
独自審査を採用していてクレジットカードとしては審査基準が甘め。
その反面決済監視は厳し目で、買うものによっては決済が通らないことも。
メルカード バーチャルカード表示方法
- メルカリのアプリを開く
- 「支払い」メニューを開く
- メルカードを選択
セゾンカードデジタル
バーチャルカードに特化したセゾンのクレジットカード。
セゾンPortal(スマホアプリ)からカード番号の取得が可能。
カードブランドはVISA、Mastercard、JCB、AMEXから選択できて、即日発行にも対応。
セゾンデジタル バーチャルカード表示方法
- アプリ(セゾンPortal)を開く
- 「ホーム」画面を開く
- 「カード番号確認」を選択
アコムマスターカード
アコム発行のカードローン付きクレジットカード。
アコムのアプリ(my ac)からバーチャルカードの取得が可能。
アコムのむじん契約機を使えば、申し込みのその日のうちにカードの受け取りもできる。
自動リボ専用で返済がATMだったりと、クレジットカードとしての利便性は低いが審査のハードルは低め。
アコムカード バーチャルカード表示方法
- アコムのアプリ(my ac)を開く
- 画面右上の「カード」アイコンを選択
PayPayカード
PayPayと名はつくが、PayPayアプリとの連携だけでなく、単体のクレジットカードとしても利用可能。
旧名「PayPayあと払い」、別名「PayPayクレジット」とも。
カードブランドはJCBでPayPayアプリからバーチャルカードの取得が可能。
PayPayカード バーチャルカード表示方法
- PayPayのアプリを開く
- 「PayPayあと払い」を選択
- 「カード番号」を選択
BNPL系(あと払いアプリ)バーチャルカード
最近増えてきているのがBNPL系(あと払いアプリ)のバーチャルカードです。
主にネットショッピングであと払いするための機能(ショッピングローン)の一種だけど、バーチャルカードを使ってカード番号決済もできます。
使い勝手はクレジットカードとほぼ同様ですが、仕組み的にはプリペイドカードという位置づけになります。
現金チャージ以外にもあと払い枠からチャージして支払いに使えます。
現金化するには、アプリ上のバーチャルカードからカード番号(16桁)とセキュリティーコードを取得してカード決済の要領で。
独自の審査基準を採用しているのもBNPL系の特徴で、クレジットカードを作れない人でも発行されやすいです。
なお、後払いアプリの現金化については以下の記事も合わせてご参照ください。
Paidyカード
Paidy上位プランのPaidyプラスに登録すると、アプリからVISAブランドのバーチャルカード(Paidyカード)が発行される。
10万円程度のあと払い枠を紐付けてカード決済もできる。
手数料無料の3回払いもあり。
アプリからの申し込みで即発行されるが、バーチャルカードを使うにはPaidyプラス(身分証による本人確認)が必須。
バーチャルカード(Paidyカード)のカード番号を使って、電子ギフト券の購入の他、現金化サイトでの現金化も可能。
Paidyカード バーチャルカード表示方法
- Paidyアプリを開く
- 画面下メニューから「カード」を選択
- 「情報を見る」を選択
メルペイ
メルペイのアプリには、Mastercardブランドのバーチャルカードがついていて、バーチャルカード記載のカード番号を使ってメルカリ以外のショップでも決済が可能。
「メルペイスマート払い」を紐付ければ、あと払い枠決済ができて、「メルペイ定額払い」を使えばリボ払いもできる。
メルペイ バーチャルカード表示方法
- メルカリのアプリを開く
- 画面下メニューから「支払い」を選択
- バーチャルカードから「カード情報」を選択
ファミペイ
ファミペイはQRコード決済アプリだがバーチャルカード機能もついていてカード番号による決済も可能。
「ファミペイ翌月払い」からチャージであと払い機能にも対応。
「ファミペイ翌月払い」の枠は初期で5,000円と少額だが、ファミペイの利用実績に応じて5万円〜10万円程度まで増枠の可能性も。
「スキップ払い」を使えば最大6ヶ月先まで支払いを先延ばしできる。ただし手数料あり。
ファミペイ バーチャルカード表示方法
- ファミペイのアプリを開く
- 「サービス一覧」を選択
- 「バーチャルカード」を選択
- 「カード情報」を選択
VANDLEカード
VANLDEカードは、アプリから即座にバーチャルカードを発行させてカード決済ができるアプリ。
あと払いサービスの「ポチッとチャージ」を紐付ければ、あと払い決済もできる。
「ポチッとチャージ」は初期では3,000円〜と少額だけど、育てていけば5万円くらいに増枠の可能性も。
その他VANDLEカードは、ドコモの電話料金合算払い(キャリア決済)からのチャージも可能。
バーチャルカードのカードブランドはVISA。
アプリからカード番号やセキュリティーナンバーを取得すれば現金化サイトで現金化も可能。
VANDLE バーチャルカード表示方法
- VANDLEカードのアプリを開く
- 「カード情報を表示」を選択
携帯キャリア系バーチャルカード
携帯3キャリア(docomo、au、Softbank)から発行されているプリペイドカードにもバーチャルカード機能がついていて、キャリア決済からチャージ(紐づけ)できます。
バーチャルカードには、カード番号(16桁)やセキュリティーコードが記載されているので、クレジットカードの要領でオンラインのカード決済に使うことができます。
キャリア決済は、別名電話料金合算払いとも呼ばれ、携帯回線の契約期間に応じて最大10万円のあと払い枠をもらうことができて、本来はショッピング用途ですが、バーチャルカードを介して、キャリア決済枠の現金化もできます。
なお、携帯キャリア決済の現金化についての詳細は以下の記事も合わせてご参照ください。
d払いバーチャルカード
d払いバーチャルカードは、ドコモ提供のバーチャルプリペイドカードで、d払いアプリから利用可能。
支払い元としてドコモの電話料金合算払い(キャリア決済)の紐づけが可能。
d払いチャージができるVISAプリペイドとしては、VANDLEカードもあるが、d払いバーチャルカードはドコモ純正なのでキャリア決済との連携精度はこっちの方が高そう。
利用するには、d払いアプリからd払いタッチを登録すると即日発行される。
ちなみにドコモのプリカとしてはdカードプリペイドもあるが、dカードプリペイドはリアルカードのみでバーチャルカードの発行はない。
ドコモの電話料金合算払いは、docomo回線とahamo回線で利用が可能。
auPAYプリペイド
au発行のプリペイドカードで、旧名は「auWALLETプリペイドカード」。
auPAYアプリの「アカウント」 > 「バーチャルカード」からバーチャルカードの発行が可能。
au携帯利用者で本人確認済みならすぐに発行されて使えるようになる。
auかんたん決済からのauPAYへチャージしてクレジットカード同様にカード番号で決済可能。
auかんたん決済は、au回線、UQmobile回線で利用可能。
ソフトバンクカード
SoftBank発行のプリペイドカードでソフトバンクまとめて支払いからのチャージが可能。
ソフトバンクカード専用アプリから、VISAブランドのバーチャルカードが発行されるので、ソフトバンクまとめて支払いでチャージしてカード決済の要領で現金化が可能。
ソフトバンクまとめて支払いは、Softbank回線、Y!mobile回線、LINEMO回線で利用可能。
ソフトバンク バーチャルカード表示方法
- 「ソフトバンクカード」アプリを開く
- 画面下の「カード番号」メニューを開く
クレジットカード現金化でお金を作るには?
クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。
WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。
利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。
対応が早くて条件も良いサイトをいくつか紹介しておきますので参考にしてください。
携帯プリカでキャリア決済も現金化。
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