自分でやるクレジットカード現金化の方法には、大きく分けて3つのパターンがあります。
JCBギフトなど信販系ギフト券が購入できれば高換金率
忙しくてお店へ出向く時間がない人はオンラインで手続きが可能
カード利用停止のリスクが低い
この3つです。
それぞれ、特徴やメリット、デメリットもあるので詳しく解説していきます。
なお、クレジットカードが無い場合Paidyなど後払いアプリを現金化させる方法もあります。
また、携帯3キャリア(サブブランド含む)を利用中の人はキャリア決済の現金化でお金を作る方法もあります。
金券ショップを使った現金化
自分で現金化する方法といえば、まずはじめに思い浮かぶのが金券ショップを使う方法です。
というのも金券ショップは、クレジットカード現金化とは密接な関わり合いがあるからです。
金券ショップが取扱う格安チケットの仕入れ先は、少なからずクレジットカード現金化を目的とした利用者からの買取りが含まれています。
表立って「クレジットカードを現金化します」と謳っている金券ショップは少ないですが、実は店頭や電話で「換金率の良い金券を教えてほしい」と相談すれば、適当な金券を教えてくれるショップも少なくありません。
どのような商品を買えばいいかは、1)利用金額、2)使うクレジットカード、3)お店周辺の環境、などによっても変わります。
しかし、ほとんどの場合、金券ショップでのクレジットカード現金化に使われる金券の選択肢は以下の3つに絞られます。
一つづつ詳しく説明します。
信販系ギフト券
信販系ギフト券とは、JCBギフトカードや、VJA(VISA)ギフトカードなど、クレジットカード会社発行のギフト券です。
金券ショップを使って現金化をする場合は、まずはじめに信販系ギフト券を購入を提案されます。
メリット
なぜ信販系ギフト券が現金化に使われるかと言うと、金券の中でも特に換金率が高いからです。
日本全国どこの金券ショップでも買い取りされていて、換金率相場は95%以上です。
これほど換金性効率が良い商品は他になく、信販系ギフト券を使ったクレジットカード現金化は、最も換金率の高い方法なのです。
デメリット
しかし、その一方で大きなデメリットもあります。
それは、使えるクレジットカードが限られているという点です。
信販系ギフト券を購入できるクレジットカードはずばり以下のカードです。
使えるカード | 信販系ギフト券の種類 |
---|---|
・JCBカード ・ライフカード |
JCBギフトカード JCBギフトカード(ライフカード) |
・三井住友カード ・その他VJAグループのカード |
VJAギフトカード |
・UCカード(使えるカード詳細) | UCギフトカード |
・DCカード ・MUFGカード ・NICOSカード |
三菱UFJニコスギフトカード (24年3月で販売終了) |
・アメリカン・エクスプレスカード | 百貨店ギフトカード |
これ以外のカードでは、信販系ギフト券を購入することはできません。
例えば、楽天カードとかイオンカードとかではこの現金化の方法は使えないわけです。
それともう一つデメリットがあって、それは信販系ギフト券は、ほとんどの場合、店頭で購入することが出来ず、各カード会社でインターネット購入→郵送受け取りになる点です。
そのため、手元に届くまでに数日かかるので、即日の現金化には向きません。
JCBギフトカード、VJAギフトカードなど、例外的に店頭でクレジットカード購入できるところ(チケットポートやルームズ大正堂など)もありますが、かなり限定的です。
各カード会社別のギフト券の購入ついては、以下の記事も合わせてご参照ください。
切手・レターパック
上記で紹介した金券は金券ショップで現金化するときの定番商品ですが、無視できないデメリットもあります。
そこで代替案として上がるのが、切手とレターパックです。
切手もレターパックもクレジットカード購入ができて、金券ショップで現金化が可能な商品です。
メリット
郵便局窓口ではキャッシュレス対応が進んでいて、切手は全国の郵便窓口でクレジットカード購入できるようになりました。
切手であれば、信販系ギフト券のように、使えないクレジットカードもないし、発行が中止になることもまずありえません。
しかも、郵便窓口のキャッシュレス決済はPayPayやauPAYなどのスマホ決済にも対応しているため、キャリア決済の現金化にも利用できます。
日本全国の郵便局で買えて、支払い方法が豊富で、かつ、買い取りしてくれる金券ショップも多いです。
デメリット
一方、デメリットですが、クレジットカード現金化に使いやすいということから金券ショップでの供給が増えたこともあってか、換金率は下落の傾向にあります。
切手やレターパックの現在の平均的な換金率は80%程度です。
それでも80%あるので悪いとまでは言えませんが、手間を掛けて自分で現金化をすることを考えると、他の金券とくらべても魅力はやや下がります。
切手の買取価格は額面や券種によっても変わるので、現金化目的で買うならできるだけ買取換金率の高い切手を買う必要があります。
現行デザインの500円切手シート(100枚綴り)など、高額でシートタイプのものの方が比較的換金率が高くなります。
金(ゴールド)・貴金属
もう一つ、金券とは違いますが、金(ゴールド)を使った現金化の方法もあります。
一部の金券ショップでは「金・貴金属買取り」の看板を出しているところもあって、ここでは、金製品のアクセサリーを現金で買い取ってもらえます。
現金化に使う金製品としては金の喜平チェーンネックレスがありますが、これはネットなら楽天やAmazon、店頭であればドン・キホーテなどでもクレジットカードで買うことができます。
チェーンの種類は18金、24金などがありますが、18金が金含有量75%なのに対して、24金だと金含有量99%以上なので、同じ重さでもその分買取価格が高くなります。
重さは小さいのだと10gくらいからありますが、金自体の価格が高額であることからそれでも10万円からの利用になるため、少額の現金化には向きません。
金の買取価格は、金含有量と重さで計算されるため、だいたいどこでも同じくらいの相場で買取してもらえます。
なので、換金率は「いくらで購入出来るか」によって違いがでます。
金の喜平チェーンの購入価格は、販売店やその日の金相場によって差がでますが、最終的な換金率としては65%〜75%程度が目安となります。
出来るだけ換金率を上げるためには、金含有量(18金、24金など)と、商品重量(g)を確認の上、一番安く買えるところで購入するのがポイントです。
メリット
近年の金価格の高騰により金買取店も増えていて、買取先を探すのには苦労はしません。
地域を選ばないので、日本全国どこでも実行できる現金化の手法の一つです。
買取店が多いことは、業者間での競争原理も働きやすくなるため、買取価格でぼったくられるリスクは軽減されている状況と言えます。
また、金自体の価値は普遍的なのでよっぽど高値掴みでもしない限り、現金化を失敗するリスクは低いです。
デメリット
その一方、換金率は買取価格よりも購入価格によるところが多く、高いお店で高い商品を買ってしまうと換金率は低くなってしまいます。
金含有量と重量を考慮した上での商品選びが必要なため、ある種の目利きのスキルが必要になります。
また、単価が高いことから少額の現金化には向かず、最低でも10万円からの高額現金化が前提となります。
また、こうした影響もあってか、カード側の監視は厳しくなってきています。
クレジットカードでの購入自体は禁止されていませんが、換金性の高い商品の高額決済とみなされて、カード決済が拒否されたり、カードを止められたりといったリスクもあります。
電子ギフト券買取りサイトで現金化
金券ショップが店頭での現金化なのに対して、電子ギフト券買取サイトは、完全オンラインで現金化することができます。
メリット
電子ギフト券は、コード番号をアカウントへチャージして使うので、紙のギフト券と違い、オンライン上の手続きで売買が成立するという特徴があります。
そのため、わざわざお店へ出向くかなくても現金化が完結します。
また、購入も買取りもオンラインのため、現金化までのスピードが早いのと、夜間や祝祭日でも24時間年中無休で現金化することができます。
デメリット
一方、換金率は80%前後とそれほど高くはありません。(ただし、初回特典など一定条件を満たせば90%以上も。)
最近は、各ギフト券の発行元による転売対策が厳しくなっていて、連続購入すると発行に時間がかかったり、ギフト券が無効化されるなどのトラブルも相次いでいます。
この傾向は、特にAmazonギフト券で顕著になっているため、Amazonギフト券よりもAppleギフトカードやNintendoプリペイドカードなどのギフト券が選ばれることも増えています。
また、買い取り時も、不正防止の対策として、自分で購入した証拠として購入画面のキャプチャや、購入明細などの提出を求められることもあるので、購入履歴の保存は必要になります。
購入する電子ギフト券
クレジットカードの現金化に使われる電子ギフト券として特に有名なのが、以下の2つです。
・Appleギフトカード
・Nintendoプリペイドコード
電子ギフト券の買取価格は、その時の相場によっても変わるので、事前に買取サイトの価格を見つつ購入するギフト券を選ぶ必要があります。
ただし、ギフト券によっては、発行に時間がかかったり、カード決済が通りづらかったりとなどの懸念点もあるので注意が必要です。
クレジットカード以外にも、各種、あと払いアプリ系プリペイドカードや、キャリア系プリペイドカードでの購入も可能です。
電子ギフト券現金化の流れ
- 買取りサイトでギフト券の買取価格をチェックする
- 買取条件の良さそうなギフト券を購入する
- 買取りの申込みして、ギフト券コード番号を送信する
- 買取の査定
- 代金が入金される
申込みに必要なのは、ギフト券のコード番号、本人確認書類、口座番号の3点です。
必要事項に不備などがなければ、30分〜1時間くらいで入金されます。
追加で購入時の明細などの提出が求められることがあります。
換金率は?
換金率は、80%〜90%くらいが相場です。
最近ではAmazonギフト券よりも、Appleギフトカードの方が換金率が高い傾向にあります。
買取に力を入れている業者だと、初回限定で5%〜10%くらい換金率が優遇されることもあります。
初回限定の優遇レートですが、複数回現金化したい場合、いくつかのサイトを順番に申し込んで、初回特典を使い回すこともできます。
電子ギフト券はどこで買い取ってもらう?
電子ギフト券買取サイトは沢山ありますが、下手なサイトを使うと換金率が低かったり、入金に時間がかかったりすることがあります。
大手の業者なら、競合同士で換金率を競っているので、高い換金率が適用される傾向にあり、ぼったくられる心配がありません。
また、査定にかかる時間も短くて済みます。
電子ギフト券の大手買取サイトだと、お魚通販系と、ソフクリ系の2グループに集約されています。
iPhone・ゲーム機買取り業者で現金化
上述したような、金券類やギフト券類は、購入しただけでカードが利用停止になったり、決済が通らなかったりといった制限を受けるリスクがあります。
これは、金券やギフト券が換金性が高く、カード会社に現金化目的での利用を警戒されているためです。
その反面、家電などのモノを使った現金化は、カード決済が否認されるなど利用制限が起きるリスクを軽減させられます。
と言ってもモノならなんでも良いわけではなく当然、換金率の高い商品を選んで購入する必要があります。
現金化向きの商品は、iPhoneなどのApple製品や、Nintendo SwitchやPlaystationなどの人気ゲーム機で、これらを新品未開封の状態で買い取ってもらい現金化します。
メリット
まず、モノの購入であれば、カード停止や決済エラーなどのリスクを避けることができます。
カード会社も換金目的の利用と区別しづらいためです。
ゲーム機やApple製品であれば、換金率もそれなりに高くなるし購入できるお店も多いです。
また、クレジットカード以外に、ペイディなどの後払いアプリを使うことができるのもこの方法の特徴で、iPhoneならペイディApple枠で、ゲーム機ならAmazonのペイディあと払いで購入が可能です。
ペイディは独自審査で発行される後払いアプリなので、何らかの理由でクレジットカードが作れない人でも発行される可能性は十分あります。
デメリット
一方、デメリットとしては、商品価格相場の影響を受けやすく、換金率が安定しない点があります。
時期によっては、換金率が低くなったり、そもそも換金率の高い商品が手に入らない場合もあります。
また、金額の融通がききづらい点もデメリットの一つです。
例えばNintendo Switchであれば定価で3万円以上になりますし、最新のiPhoneであれば12万円〜15万円くらいになります。
それ以下の金額は現金化できないし、それ以上なら、他の商品を組み合わすか、複数台購入する必要があります。
しかし、同じ機種を何台も連続で購入していれば、カード会社に不正利用を疑われるし、購入店でも白い目で見られるかもしれません。
こうした、現金化の取り回しの悪さと、融通の聞きづらさがこの方法最大のデメリットです。
なにを買えばいいか?
ある程度人気があって、転売しても利益が見込めそうな商品は、買取業者が事前に高価買取の提示してくれています。
例えば、ゲーム機なら、
です。
Apple製品なら、
・iPhone
・iPad
・Mac Book Pro
・Air Pods Pro
などです。
いずれも最新機種を新品で購入して、未開封で売却することで、金券などと遜色ない、高い換金率を出すことができます。
どこで買えばいいか?
ゲーム機であれば、ネットならAmazonやヨドバシ.comで、店頭なら家電量販店などで購入できます。
いずれもクレジットカードで購入できますし、Amazonならペイディ後払いも使えます。
ちなみに、家電量販店だと即日商品が手に入りますが、ゲーム機の箱に保証印が押されて買い取りで減額される(500円〜1000円くらい)場合があります。
それと、Amazonでは品薄のゲーム機が定価より高く売られている場合があるので、ちゃんと定価を確認の上、販売価格が定価以上になっていないか確認しておきましょう。
iPhoneであれば、オンラインのAppleStoreで買うのが無難です。
AppleStoreだとクレジットカード以外に、ペイディ後払いのApple枠が使えて最大36回の分割払いにもできます。
iPhoneならキャリア版もありますが、SIMフリー版で買えるAppleStoreの方が買取で有利になります。
また、店頭購入すると未開封でも保証期間が勝手にスタートする場合があって、これが買い取り時の査定に影響します。
できるだけ新品未開封に近い状態で手に入れるためには、AppleStoreのオンラインで購入して郵送で家に送ってもらうようにしましょう。
どこで現金化すればいいか?
売却先は、新品買取店がおすすめです。
ポイントは中古品買い取りではなく、新品や未開封品の買い取りをしているお店という点です。
https://kaitori-rudeya.com/
https://www.1-chome.com/
HPに商品毎の買取り価格が提示されていて、新品未開封であれば、基本的にこの買取価格で買い取ってもらえます。
ただし、店舗数は少ないので、地方からの利用では郵送買取が前提となります。
買取り代金も、店頭買取り(都内限定)ならその場で、郵送買取りでも商品到着後、その日のうちに即座に支払われます。
もっと身近に店舗のある中古買い取りの業者がよければ、TSUTAYAやGEOが全国的に店頭買取りをしています。
・TSUTAYA店頭買取(スマホ ゲーム機)
・GEO店頭買取(ゲーム・スマホ)
その場で、査定してもらって買い取ってもらうことができるし、大手チェーンなので安心感はあります。
その反面、新品買取サイトとと比べると換金率は2〜3割落ちます。
クレジットカード現金化でお金を作るには?
クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。
WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。
利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。
対応が早くて条件も良いサイトをいくつか紹介しておきますので参考にしてください。
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