PayPalを使ってクレジットカードの現金化をすることができます。
やり方は支払い機能を使う方法で、換金率は93.5%でした。
具体的なやり方と、注意点もありますので詳しく解説します。
やり方
まずやり方を解説します。
簡単に言えばアカウントを2つ作って送金して出金するという流れです。
PayPalアカウント作成
メールアドレスを2つ用意して、PayPalのアカウントを2つ作ります。
作るのは共に「パーソナル(個人)アカウント」です。
電話番号は同じでも作れます。
できればそれぞれ別の回線から作った方がいいです。
一つは携帯の回線、もう一つは家のWifiとか。
クレジットカード登録
PayPal(A)にクレジットカードを登録します。
このクレジットカードが支払い用です。
銀行口座登録
PayPal(B)には銀行口座を登録します。
この銀行口座は引き出し用に使います。
送金
PayPal(A)の「支払い」からPayPay(B)のメールアドレスを入力して支払い手続きをします。
「これは何の支払いですか?」という選択があるのでここで、
「商品またはサービスに対する支払い」を選択します。
「個人間の支払い」を選択するとクレジットカード支払いはできません。
金額を入力し支払い方法に登録したクレジットカードを選択して送金します。
受取り
即座にPayPal(B)のアカウント残高に入金されます。
出金
PayPal(B)の「出金」から登録した銀行口座宛てに出金手続きをします。
口座に振り込まれるまで3日〜6日かかります。
入金
今回は、ゆうちょ銀行へ出金の手続きをしてみました。
手続きをしたのが9月15日で、実際に入金されたのは9月17日だったので2日後に無事振り込まれました。
公式ではダメだと言われているが。。。
以上が、パーソナルアカウントの送金(支払い)機能を使ったクレジットカード現金化の方法です。
しかし、PayPalの公式サイトでは、以下のようにクレジットカード送金ができないと書かれています。
PayPalには「個人間送金」と「商用支払いの送金」の2種類があります。
「個人間送金」は手数料無料ですが、「商用支払いの送金」は手数料がかかります。
「個人間送金」は銀行引き落としのみですが、「商用支払いの送金」はクレジットカード払いができます。
個人間送金 | 商用支払いの送金 | |
手数料 | 無料 | 有料 |
支払い方法 | 銀行 | 銀行 クレジットカード |
つまりクレジットカード支払い出来ないのは「個人間送金」で、「商用支払いの送金」はクレジットカード支払いができるということです。
そして、パーソナルアカウントでも「商用支払いの受取り」ができるのがこの現金化のポイントです。
出金ができる銀行口座は?
PayPal残高を出金するには、銀行口座の登録時に本人確認をする必要があります。
通常は、免許証などの身分証の写メを撮ってPayPalに送って本人確認をしてもらいます。
しかし、以下の銀行に限ってはPayPalの口座振替設定完了時に身分証提出が不要で本人確認手続きが完了します。
身分証不要で出金できる銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
こちらの銀行口座を持っていてインターネットバンキングの設定がされていれば、身分証などの提出せずに、すぐに口座への出金が可能です。
換金率はどのくらい?
1万円でやった場合の振り込み金額は9350円で、換金率は93.5%です。
650円は送金手数料と出金手数料です。
送金手数料: -400円
出金手数料: -250円
ーーーーーーーーーーーーー
合計:9,350円
送金手数料(カード決済手数料)
PayPalの送金手数料は以下の通りです。
30万円以下:3.6% + 40円
例えば、
1万円の決済だったら400円
10万円の決済だったら3640円
です。
出金手数料(銀行への引き出し手数料)
銀行への出金手数料は、
5万円未満で250円
5万円以上で0円
です。
5万円以上なら出金手数料は無料なんですね。
上限金額は?
PayPayのアカウントを開設した当初は10万円まで利用可能です。
本人確認などの手続きをすれば10万円以上も利用できますが、その分自炊による現金化の監視も厳しくなると思われます。
違法じゃないの?
違法ではないですが、PayPalの利用規約には違反します。
また、クレジットカードの利用規約にも違反します。
以下の行為に関与する取引。(a)適用法に違反して第三者の個人情報を開示するもの、(b)ネズミ講、ポンジー式商法、マトリクス商法、その他の「一獲千金」商法または一定のマルチ商法プログラムを支援するもの、(c)年金または宝くじの購入契約、商品留め置き方式、融資目的のオフショアバンキングまたはオフショア取引、またはクレジットカードを資金源とする負債の再融資に関係するもの、(d)売り手が一定の商品を管理または所有する前に販売するためのもの、(e)決済代行会社が売り手側に代わって支払いを回収するためのもの、(f)トラベラーズチェックまたは郵便為替の販売に関係するもの、(g)通貨換算または小切手の現金化事業にかかわるもの、(h)特定のクレジットの回復、債務清算サービス、クレジット取引または保険取引にかかわるもの、あるいは(i)贈収賄または汚職目的の支払いの提供または受領にかかわるもの。
繰り返すとやっぱりアカウントを止められる
普通この手の決済サービスや電子マネーでは、現金化目的の利用はできないように対策がされています。
しかし、PayPayは海外運営の決済サービスとあって現金化に対する警戒レベルが低いのかもしれません。
なので、現時点(2020年9月現在)ではクレジットカードを現金化ができる手段として有効です。
今回のテストでは実際に現金化できましたが、状況によっては出来ないことも十分あり得ます。
それに、やっぱり何度も繰り返しているとアカウントがロックされるというケースはあるようです。
印象ですが、再現性としては70%〜80%くらいという感じがします。
もし、実行する場合はあくまでも自己責任でお願いします。
安全にカードを現金化するなら
自分でカードの現金化をしようとすると、どうしても利用停止などのトラブルに巻き込まれやすくなります。
しかし、専門の業者を介在させることでカード事故を起きづらくさせることができます。
安全にカードを現金化するためには、優良な現金化サービスの利用をおすすめします。
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