パスネットは私鉄22社で使うことができるICカードの先駆けとして登場し、長年関東圏の方々に利用されてきました。
それまで切符に変わる、払い手段として重宝されて、私も通学時に使っていたことを思い出します。
ふとカードホルダーを漁ってみると使い途中のパスネットが出てきました。
最近あまり見かけなくなってきたこのパスネットですが、現在どうなっているのでしょう。
使っていないカードは、現金化することはできるのでしょうか。
パスネットの現金化
パスネットは発売当初は画期的で利便性に優れ、たくさんの利用者がいましたが、PASMOの普及に伴い、利用者が減少、最終的に2008年に販売中止、2015年には完全に利用終了となっています。
払い戻しで現金化
パスネットは2015年に役割を終えてから、払い戻しを行っていました。
ですが、それも2018年1月で終了しています。
そのため、今やただのプラスチックカードです。
払い戻しをせずに利用しなくなったパスネットがある方は損した気分ですよね。
ただ私鉄各社に問い合わせると、払い戻しをしてもらえる可能性がゼロというわけでもありません。法律によると定められた期間内に手続きをしなかった場合は、払い戻し対象からは除外されます。これは資金決済法によるものですが、完全に払い戻しが受けられないということでもありません。
利用者は払い戻しを受ける権利はあります。
実際に期限を過ぎてから、鉄道会社に手続きの申込みをした人で払い戻しを受けられた例があります。今回だけ特別にという前提でしたが・・。どの鉄道会社でも同じ対応があるわけでもありませんが、相手側によっては、受け入れてくれる場合もあります。
諦めずに交渉してみるのも良いでしょう。窓口で対応してもらえなければ、サービスセンターに電話してみましょう。
現在現金化はできる?
パスネットは利用終了の発表をしてから、金券ショップなどでも買取を行っていました。
最初は90%ほどで買取をしていましたが、利用者が減るにつれて徐々に換金率も下がり70%を切っていました。
現在は金券ショップ等でもほとんど取り扱われていません。一部レアなデザインのものなどはあるかもしれません。
残念ながらパスネットを現金化するのは難しいでしょう。
クレジットカードで資金調達する方法?
クレジットカードを現金化して資金調達することも可能です。
キャッシング枠を使わずに現金を作ることもできるので、ショッピング枠のみのクレジットカードでも利用可能です。
ウェブで申し込みをすれば、あとはスマホで完結させられるので、店頭で物を買ったり売ったりする手間はありませんし、代金もすぐに振り込んでもらえます。
ただし、身分証の提示などスマホからやる手続きもあるので、ある程度スマホの操作はできる必要があります。
定番どころですが、条件が良くて運営もしっかりしたサイトをいくつか紹介しておきますのでご参照ください。
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