JCBカード(クレジットカード)は、JCBギフトカードやAmazonギフト券などの金券類を購入して現金化させることができます。
ただし、JCBカードは金券購入やカード不正使用に対する監視が厳しいクレジットカードとも言われています。
この記事では、
- 金券を使ってJCBカードを現金化させる方法
- 金券を使った現金化の問題点
- カードを利用停止されずにJCBカード現金化させる方法
について解説します。
JCBギフトカードを購入して現金化する方法
JCBカード(クレジットカード)を現金化するには、JCBカードで購入した金券を換金して現金化する方法が考えられます。
JCBカードで購入できて、換金しやすい金券といばJCBギフトカードです。
JCBギフトカードは、街中の金券ショップなどに売却すれば95%程度の換金率で現金化することができます。
JCBギフトカードは、JCBの公式サイトから購入できます。
券種は1000円、5000円の2種類。送料は一律440円で、届くまで2日〜5日ほどかかります。
JCBギフトカードは紙のギフト券なので、ネットで買うと郵送で手元に届くまで、最短でも2日はかかります。
ネット購入だと、即日現金化させることはできません。
しかし、JCBギフトカードは一部の店頭でも購入することができます。
JCBギフトカードを店頭でJCBカード購入できるのは、チケットポートやルームズ大正堂、平和堂(アルプラザ)などです。
JCBギフトカードの販売店検索などでも探すことができます。
近くに該当する店舗があれば、店頭購入して、そのまま金券ショップへ持ち込んで、即日現金化させることも可能です。
JCBギフトカードを使った現金化の方法は、詳しくは以下の記事をご覧ください。
Amazonギフト券を購入して現金化
JCBカードを使ってAmazonギフト券を購入・売却して現金化させることもできます。
電子ギフト券を使った現金化の良いところは、手続きがネット上で完結するので、店頭や買取店へ出向くことなく即日現金化させることができるところです。
手続きがスムーズに行けば1時間程度で振り込んでもらえます。
ただし、Amazonギフト券の換金率は70%〜80%程度で、JCBギフトカードと比べると低い換金率になります。
やり方は以下の通り。
Amazon公式サイトでEメールタイプのAmazonギフト券を購入して、電子ギフト券の買取店で買い取ってもらいます。
Amazonギフト券を使った現金化について詳しい方法は以下の記事をご覧ください。
金券を使ったJCBカード現金化の問題点
JCBカードは利用停止されやすい?
JCBカードは、VISAやMasterCardに比べて利用停止されやすいクレジットカードと言われています。
その理由は、不正利用に対する監視が厳しいからです。
まず1つに、これはどのカードでも同じですが、JCBカードでも、現金化目的でのカード使用を利用規約で禁止しています。
10.会員は、現金を取得する目的として商品・権利の購入または役務の提供などにカードのショッピング枠、ショッピング残高枠(第19条第2項に定めるものをいう。)を利用すること(以下「ショッピング枠現金化」という。)はできません。なお、ショッピング枠現金化には以下の方式等がありますが、現金を取得することを目的とするショッピング利用である限り、方式のいかんにかかわらず、禁止の対象となります。
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規約に違反すると、ショッピング利用が制限され、カードの利用ができなくなる場合があるということも記載されています。
そしてもう一つ、現金化目的でないにしても、不正使用が疑われる使われ方をすると、不正検知システムによってカードが利用停止になる場合もあります。
過去の不正利用と同じ、または類似した利用があった場合
高額な金額で連続した利用があった場合
同じ店で連続して何度も利用された場合
JCBカードでは、こうした現金化目的の利用や、不正使用に対する監視が厳しく、特に換金性の高い金券の購入には厳しい措置が取られているので、カードの利用停止がされやすくなっています。
高換金率商品個別の利用限度額がある
クレジットカードでギフト券などの金券を購入する場合、ショッピング枠が使われます。
しかし、JCBカードでは、通常のショッピング枠とは別に金券購入に個別の利用限度額が設定されています。
具体的には、以下の商品について個別の利用限度額が設定されるとあります。
JCBギフトカード
鉄道回数券
電子マネーチャージ
金券類
宝石
貴金属
カメラ
腕時計
パソコン
JCBギフトカード・鉄道回数券・電子マネーチャージ・金券類・宝石・貴金属・カメラ・腕時計・パソコンなどの購入には個別のご利用可能枠が設定されています。
例えば、ショッピング枠に50万円の残高があったとしても、JCBギフトカード個別の利用限度額が10万円までであれば、それ以上の購入をしようとしても決済で否決されることになります。
実際に、これらの利用限度額がいくらに設定されているかは、JCBのプロパーカードならMyJCBから確認することができます。
また、個別商品の利用限度額については、以下のようにも書かれています。
・ご利用可能額はJCBカードのご利用実績、お支払い実績等に応じて総合的な判断により変動します。
作ったばかりのカードと、既に利用と支払いを繰り返してきたカードでは利用限度額も違ってきます。
JCBカードの現金化でカードの利用停止にならないために
- 高額の現金化を避ける
- 同一商品や同一店舗で複数回購入しない
- 新幹線回数券の購入は避ける
- 返済の遅延はしない
枠があるからと言って、いきなり20万円、30万円といった高額の現金化をするのは控えましょう。
特に普段高額決済を利用をしたことがないカードだと、不正利用を疑われる可能性が高まります。
高額の現金化をしたいからといって、同じ商品を2つも3つも購入してしまうと、不自然な購入として不正検知システムに引っかかる可能性があります。
同一店舗での連続した決済も同様に、不正検知によるカード利用停止の対象になります。
金券同様、新幹線回数券も個別の利用限度額が設定されています。
JCBカードを現金化する場合、新幹線回数券を使った方法はやめましょう。
返済の遅延があるとカードの利用停止につながります。
また、遅延があったことをきっかけに、購入履歴や信用情報を再審査がされる場合もあります。
より、カード利用停止のリスクが高まるので出来るだけ滞りなく支払いができるようにしましょう。
JCBカードをカード利用停止せずに現金化させるには?
金券類を購入する以外にも、JCBカードを現金化する方法があります。
それが、現金化業者を利用する方法です。
現金化業者のサービスは、通常の商品を購入してそれを買取ってもらい現金化させるという手法なので、金券の購入もしないし、不正検知システムにも検知されません。
そうした理由から、JCBカードでもカードの利用停止にはならずに済む現金化の方法と言えます。
デメリットとして、手数料がかかりますが、金券類を使った現金化でも換金率という形で買取店に手数料が引かれるので、それを考えると大きな欠点とまでは言えません。
何よりカード利用停止のリスクを最小限に抑えられるのと、ネットからの手続きのみで即日現金化させることができるのは大きなメリットとなります。
やり方は、以下の通り。
- 申し込み
- サービス説明と利用者登録
- クレジットカードで商品購入
- 振込で入金、引き出し
現金化業者のウェブサイトから必要事項を記入して申込みします。
手続きは電話・メールで済ませられます。
指定の方法で商品を購入します。
購入代金に応じたキャッシュバックが振り込まれます。ATMから引き出して現金化完了です。
全てオンライン対応なのでお店へ行って買ったり・売ったりする必要はありません。
即日振込にも対応していて土日祝日もやっている業者もあります。
返済はいつも通りクレジットカード会社の引き落とし日までに口座に入れておけばOKです。
初回利用では本人確認などの手続きがありますが、スムーズに行けば1時間程度で現金化可能です。
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