今からでもショッピング枠を増やす方法はありませんか？
クレジットカードには利用可能額を一時的に増やすことができる「一時増枠」という仕組みがあります。
この記事では、「一時増枠」を使ってショッピング枠を増やし、クレジットカード現金化に役立てる方法を解説します。
継続的な増枠と一時増枠
クレジットカードを増枠するには、「継続的な増枠」と、「一時増枠」があります。
「一時増枠」が２ヶ月間の期間限定であるのに対して、「継続的な増枠」ではその後も恒久的に増枠が続きます。
その分、「継続的な増枠」の方が審査が厳格になり、収入証明の提出など必要になる場合もあります。
また、「一時増枠」で使えるのは一回払いのみであるのに対して、「継続的な増枠」だとリボ枠、分割払い枠も増枠の対象になります。
また、増枠できる利用限度額にも違いがあります。
楽天カード（一般）の場合、利用限度額が最高１００万円までとなっています。
なので、「継続的な増枠」では１００万円以上の増枠ができないのに対して、「一時増枠」であれば、最大２００万円までの増枠が可能になっています。
| 増枠方法 | 期間 | 審査 | 支払い方法 |
|---|---|---|---|
| 継続的な増枠 | 恒久的に増枠 | 厳格 | リボ・分割払いも対象 |
| 一時増枠 | ２ヶ月 | 簡易 | 一括払いのみ |
一時増枠のやり方
「一時増枠」の方法は、カード会社のウェブサイトから申込みする方法と、カード会社へ電話して申込みする方法があります。
例えば、楽天カードでの「一時増枠」は以下の通りです。
楽天カードでの一時増枠申し込みの流れ
- 楽天カードeNaviへログイン
- 一時増枠申請ページから申込
- 増枠審査（即日〜２日）
- e-NAVI『ご利用可能額の照会』で増枠の確認
- ２ヶ月間増枠された枠が使える
申請では「希望の利用限度額」「利用目的」などを入力。
審査は結果の可否に関わらず早ければ即日、遅くても2日後には出ます。
審査が可決されれば自動的に利用限度額が更新されます。
申込で聞かれるのは、「希望の利用限度額」と「利用目的」です。
利用限度額は、現在の限度額の２倍が上限で、利用目的は、「旅行」「結婚式」「引越し」などがメジャーな理由となっています。
一時増枠の審査自体は簡易的なものなので、早ければ即日、遅くても2日後には審査結果がわかります。
楽天カードの場合、可決すればマイページの利用限度額が自動的に増額されます。
なお、２日経っても増額されない場合は否決となります。
ショッピング枠の限度額を使い切っているなど、カードの利用状況によっては、ウェブサイトからの増枠申請ができない場合もあります。
そのような時は、クレジットカード裏面記載の電話番号へ電話をすれば一時増枠の申請をすることができます。
一時増枠の審査基準は？
「継続的な増枠」と違って、「一時増枠」はショッピング枠のみの簡易的な審査なので、特に追加の資料提出などはありません。
ただし、それまでのクレジットカードの利用状況や、信用情報機関のデータによっては、否決される場合もあります。
「一時増枠」の審査基準はどのカード会社でも明示されてはいませんが、以下のようなケースでは審査に落ちる場合があります。
よくある一時増枠の審査落ちの原因
- 利用目的が不適切
- カードの利用状況が悪い
- ６ヶ月以内に増枠申請をしている
- 他社の借入状況
利用目的が、遊興費、娯楽、ギャンブルなどの場合は返済の見込みが立たないことから否決されることがあります。
また、生活費なども一時増枠の趣旨から外れるため否決の原因となります。
過去にカードの返済を遅延していたり、キャッシング枠、リボ枠など常に枠を使い切っている場合も、返済の余裕がないとみなされて否決される場合があります。
また、金券など換金性の高い商品のカード購入を繰り返している場合なども注意が必要です。
過去に増枠申請をしている場合も増枠はできません。
ほとんどのカード会社で６ヶ月間は増枠できないという基準を引いています。
「一時増枠」の審査では、個人信用情報を参照される場合もあります。
他社の借入が増えていたり、返済が滞っていたりすれば、そのカードの支払いに問題がなくても、増枠審査が否決になる可能性があります。
一時増枠するとカードが利用停止になる？
審査が否決になると、通常利用限度額は「現状維持」となります。
増枠の希望が通らなかったわけですから、残念だったということになりますが、実はこれより悪い審査結果があります。
それがカードの利用停止です。
場合によっては、増枠申請をきっかけにカードが利用停止になる場合があることも知っておきましょう。
先週の金曜日、私名義の楽天カードの一時増枠申請を旦那がネットからしました。
旦那は利用停止とかにはならないから、と言うので了承しましたが、今日になって増枠審査に落ちて、利用停止になります。との書面通知が届きました。
これは、もう二度と復活はできないのでしょうか？
これは、増枠申請をきっかかけに、改めてクレジットカードの与信審査が行われるためで、これまでのカード利用状況や返済遅延の有無、信用情報機関の参照などにより判断されます。
与信審査に自身が無い人は、下手に一時増枠をすると、今よりも悪い状況にされる場合もありますのでご注意ください。
一時増枠を使ったクレジットカード現金化は有効？
「一時増枠」を使って、クレジットカードの現金化をすることは可能です。
「一時増枠」は比較的簡易的な審査で、かつ即日に枠を最大２倍まで増やすことができるので、カード現金化の裏技的な手法でもあります。
ただし、注意点もあります。
まず、「一時増枠」で利用できるのは一括払いのみということ。
５０万円の利用限度額を一時的に１００万円にできて５０万円分の枠を現金化させたとしても、翌月には５０万円の返済をすることになります。
また、属性やカードの利用状況によっては、増枠申請をきっかけにカードの利用停止になる可能性もあります。
また、そもそもカード会社の利用規約ではショピング枠を現金化させる行為を禁止しています。
換金性の高い金券や、チケット類などを繰り返し購入していれば、現金化目的での利用を疑われる可能性があります。
クレジットカードの現金化をする場合はなるべく金券などを使った自分でやる方法ではなく、通常商品の購入などでカモフラージュしてくれる現金化サービスを利用することをおすすめします。
クレジットカード現金化でお金を作るには？
クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。
WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。
利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。
対応が早くて条件も良いサイトをいくつか紹介しておきますので参考にしてください。
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