クレジットカード現金化は確かに審査不要で利用できます。
ただし、クレジットカードを持っていることが条件になっているので、それで審査が済んでいるとも言えるかもしれません。
一応、申込時に身分証による本人確認、電話によるヒアリングもありますが、カードさえもっていれば落とされることはありません。
そこが、厳格な収入審査や在籍確認が必要なカードローンや消費者金融と大きく違う点です。
とは言え、与信枠をお金に換えていることに変わりはないので、無計画な利用をすると債務超過に陥ることもありえます。
収入と支出のバランス、返済時期などを考慮した上で利用することが求められます。
なお、最近では、クレジットカードを持っていなくても、携帯キャリアのプリペイドカード(auPAYプリペイドなど)や、後払いアプリのバーチャルカード(Paidyカードなど)を代わりに使うことできるようになっています。
クレジットカード現金化が審査不要の理由
クレジットカード現金化には審査がありません。
なぜ審査がないのかというと、クレジットカード現金化が貸金ではないというのがその理由の一つです。
通常、ローンや借入れによってお金借りる場合、信用情報を参照など必ず何かしらの審査があって返済の見込みがある人にのみ貸付けが行われます。
一方、クレジットカード現金化はクレジットカードで「商品」を購入し、それを買い取ることで現金に換えます。
あくまで買取りによる換金なので、信用情報も収入も調べる必要がありません。
ただし、本人名義のクレジットカードを持っていて、残高があり正常に使える状態であることが条件になります。
クレジットカード現金化は、クレジットカードのショッピング枠を使うので、残高がなければ現金化できませんし、クレジットカードが利用停止されていて使えない状態であれば利用できません。
ある意味クレジットカードを持っている時点で、審査が済んでいる(利用する資格を満たしている)とも言えます。
クレジットカード現金化とカードローンの審査の違い
代表的な融資サービスでもあるカードローンと、クレジットカード現金化の審査にどのような違いがあるか整理してみましょう。
一番の違いは、収入確認が必要か不要かという点で、これは総量規制の対象になるかどうかが関係しています。
クレジットカード 現金化 |
カードローン | |
---|---|---|
本人確認 | あり | あり |
在籍確認 | なし | 必要と判断した 場合はあり |
総量規制 | なし | あり |
収入証明 | 不要 | 50万円以下は不要 |
金利 | なし | あり※15%~18% |
現金受取りまでの時間 | 30分~1時間 | 当日中~1週間 |
信用情報期間の参照 | なし | あり |
本人確認
どちらも本人確認が必要で、身分証の提出が求められます。
在籍確認
カードローンでは在籍確認が必要なところが多いですが、現金化では在籍確認は必要ありません。
現金化業者側からすれば、クレジットカード決済さえできれば、とりっぱぐれる心配がないので、それ以上の担保や保証人を必要としません。
なお、業者から利用者本人への電話はありますが、これは申込み内容の確認や本人確認のために行われます。
収入証明と総量規制
カードローンは総量規制の対象となり、年収の1/3以上の借り入れができないのに対して、現金化は総量規制の対象外なので年収上限はありません。
カードローンでは借入金額が一定額を越えると、収入証明の提出が必要になりますが、現金化では収入証明の提出は必要ありません。
信用情報機関
カードローンでは、借り入れの与信審査にCICなどの信用情報機関を参照しますが、現金化では信用情報機関の参照はしません。
クレジットカードが使える時点で、与信がクリアされているという考えです。
また、現金化を利用したことによって、信用情報に借り入れにの記録が付くこともありません。
ただし、現金化で使ったクレジットカードの返済が滞った場合などは、信用情報に傷がつくことがあります。
なお、一般的にクレジットカードの返済が2ヶ月遅れが続くと、その旨、信用情報機関に登録されますのでご注意ください。
金利
カードローンの金利が年利14%〜18%であるのに対して、現金化だと一括払いなら金利はかかりません。
ただし、クレジットカードで分割やリボ払いを使えば、カード会社の利率によって金利(年利15%程度)が発生します。
また、現金化を使う場合は、換金率レートによって手数料が差し引かれるので、それが、事実上の金利のような扱いになります。
クレジットカード現金化の本人確認について
現金化に審査はありませんが、本人確認は必要です。
現金化の本人確認には2つの役割があって、
1.買取方式で現金化をする場合、古物営業法によって、現金化業者は必ず利用者の本人確認を行わなければいけないと定められているというのが一つ。
2.クレジットカード名義人と申込者が同一人物であるか確認するための本人確認のためというのが一つです。
もし、盗まれたクレジットカードだったり、第三者が無断で申込みしていればトラブルになる可能性もあります。
そうしたトラブルや被害を防ぐためにも、本人確認は必ず行っています。
本人確認に使える身分証
本人確認で使える身分証は現金化のやり方や業者によっても違いますが、以下を指定されることが多いです。
☆運転免許証
・パスポート
☆マイナンバーカード
・健康保険証
・在留カード・特別永住者証明書
☆マークはよく使われる身分証です。
運転免許証がない人はマイナンバーカードを作っておくといいでしょう。
健康保険証の場合は、もう一点別のものを要求されることが多いです。例えば郵便物など氏名、住所などが記載されているものです。
また、身分証と同時にセルフィーID(自分の顔と身分証が一緒に写っている写真)の提出が求められる場合もあります。
店頭での買い取りでも必ず身分証の提示が必要になりますが、オンラインの場合、店頭買い取りと違い、身分証と本人を照らし合わせるためにセルフィーIDが必要になります。
クレジットカード現金化の電話ヒアリングについて
オンライン現金化サービスに申込みすると、折り返しの電話連絡があります。
この電話では以下のような説明や確認が行われます。
- 申し込み内容の確認
- サービス内容や手順の説明
- 利用するクレジットカードの確認
- 本人確認
基本的にはサービス内容の説明や手順、申込内容の確認のための連絡なので、身辺調査という意味合いはありません。
ここで利用を断られるということはありません。
電話は必ず受けなければなりませんが、自分の都合の良い時間を指定して連絡もらうこともできます。
たまに緊急用の電話番号を聞かれることもあって、自宅または配偶者など家族の携帯電話番号、実家の電話番号、会社の電話番号などですが、あくまで申込者と連絡が取れなくなった場合など非常時のためで必須ではないので、抵抗がある場合は拒否しても大丈夫です。
なお、電話連絡によるヒアリングは、初回のみで2回目以降は省略することもできます。
クレジットカード現金化の利用条件は?
はじめにお話しした通り、クレジットカード現金化は誰でも利用できます。
ただし、いくつか利用条件があります。
- 未成年はNG
- 自分名義のクレジットカードを持っている
- カードのショッピング枠に残高がある
借入ではないので収入も職業も不問です。
フリーターや主婦、20歳以上の学生でもクレジットカードを持っているなら誰でも利用できます。
クレジットカードには家族カードもありますが、原則、家族カードでクレジットカード現金化はできません。
なお、最近では、クレジットカードがなくても、後払いアプリ系のバーチャルカード(Paidyなど)や、キャリア決済系のプリペイドカード(au PAYプリペイドなど)で現金化できる業者もあります。
クレジットカード現金化でお金を作るには?
クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。
WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。
利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。
対応が早くて条件も良いサイトをいくつか紹介しておきますので参考にしてください。
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