クレジットカードの現金化は、悪徳業者も多く存在します。
どんな人がカード現金化詐欺に会いやすいのかをチェックし、より安全に利用できるようにしましょう。
クレジットカード現金化の詐欺に引っかかる人の特徴
クレジットカードの現金化の詐欺に引っかかる人は、ある特徴があると言われています。
以下のチェック項目に該当する人は、注意が必要です。
急いでお金が欲しい人
クレジット現金化を利用する人自体お金に困っていると考えられます。
どんな人でも詐欺にある可能性はあるのですが、一番危ないのはかなり切迫した状況の人です。
明日までになんとか現金を用意しなくてはいけない、別の支払いに回すお金が足りないなど…
とにかく急いでお金を用意できないと困るという人は冷静な判断力が鈍っています。
また、急いでお金を手に入れられるという理由から、細かいことは妥協してしまう傾向にあり、悪い条件でも飲んで利用してしまうのです。
後からよく考えれば怪しげな業者だったと分かることでも、急いでいるとなかなか気付かないものです。
難しいことではありますが、急いでいるときほど慌てず、冷静になる必要があります。
相談する人がいない
ちょっとした現金の工面なら、家族や親戚、知人にお願いする方法もあります。
しかしどうしても周囲の人には相談したくない、もしくは相談する人がいないというケースもあるでしょう。
お金についての悩みを打ち明けられる人がそばにいない人は、やはりカード現金化の詐欺にも会いやすいです。
特に主婦の場合だと家計を管理する人も多いですね。
出費がかさんで家計がピンチの月でも、心配かけるからという理由でご主人や他の家族になかなか相談できないのです。
自分だけで何とかしようという考えからカード現金化に飛びつきますが、相談する人もいないため詐欺業者につかまりやすいのです。
多重債務者・ブラックリスト
多重債務者、もしくはブラックリスト入りで、これ以上借入ができない状況の人も危ないです。
ブラックリスト入りの人でも、ショッピング枠に余裕があるクレジットカードさえあればカード現金化が利用できます。
他でお金を借りられない状況にあるので、現金化できると聞けば怪しげな業者でも飛び付きがちです。
多重債務で返済が苦しくなっている人はカード現金化の利用で、その後の支払いがますます大変になります。
詐欺業者に当たってしまえば手元にお金は全く入らず、カード会社への支払いだけが残ってしまいます。
まず大事なのは、自分が詐欺業者につかまりやすいタイプと自覚することです。
クレジットカードの現金化サービスを利用する前には、その業者がどんな所なのか冷静に判断するようにしましょう。
ネット情報に疎い人
クレジットカード現金化も、今はインターネットで申込む時代です。
もちろん昔ながらの店舗型もありますが、今はほとんどがネット申込になっていますね。
そして問題なのが、ネットだと悪徳業者が多いという点です。
インターネットは所在がはっきりしなかったり、運営側の顔が見えてこなかったりします。
詐欺を働いてもすぐに連絡が取れなくなり、簡単に行方知らずになります。
このようなネット業者はサイト自体にも怪しさがにじみ出てきていることもあります。
でもネットに疎い人だと、そのような不穏な空気を察知することができません。
それに知識に疎い人だと、簡単に大事な情報を教えてしまうことがあります。
カードの番号、暗証番号、セキュリティコードは決して他人に教えてはいけません。
このような情報をしっかりと調べておくことが、詐欺に引っ掛からないためには大事です。
意志の弱い人
意志の弱い人もカード現金化詐欺に限らず、様々な悪徳商法にかかりやすいです。
悪い現金化業者の場合、できるだけ多くの金額を利用させようとします。
本当は5万円でいいのに利用可能枠が10万円あるから、その利用限度額ギリギリまで利用させるのです。
換金率がアップするからとあの手この手でうまく誘い、誘惑します。
強く押し切られると弱い人は、つい言われるがまま契約してしまうのです。
でも利用限度額いっぱいに利用したところで相手は詐欺業者ですから、振込なんてあるはずがありません。
手元に残るのは、10万円の返済だけになります。
やはり必要のないものは断固として利用を断る意志が大事です。
強引な勧誘をしてきたら疑ってかかるクセを身につけましょう。
欲深い人、見栄っ張りな人
欲深い人は詐欺にもかかりやすいです。
簡単に高換金率で現金化できると聞いたら、後先考えずに飛びついてしまうからです。
でもあまりにも不自然な高換金率は、怪しむ必要があるのです。
また、見栄っ張りな人は借金も作りやすいです。
自分の身の丈にあった生活ができないため、クレジットカードで高級品を買いあさったりします。
そして生活に困って現金化を利用するのです。
自分の生活レベルをダウンしてまで借金返済したくないという気持ちが強いため、安易にカード現金化に手を出しがちです。
そのため詐欺業者にも引っ掛かりやすくなります。
面倒くさがり屋な人
初めて利用するサービスなのに、下調べもせず手を出すのは危険です。
いったいどんなサービスなのか、そしてどんな業者なのか下調べは大事です。
その手間を惜しむ面倒くさがり屋な人は、うっかりとんでもない業者に捕まってしまう危険性大です。
どうしても現金化業者には悪徳業者が潜んでいることが多いので、利用する際には万が一の時のことを考えて自己防衛することも大事です。
例えばメールアドレスをフリーアドレスにする、電話をかけて対応態度をチェックする、サイトに記載されている会社情報を調べるなど。
そうすることで、ある程度被害に遭わないようにすることができます。
詐欺に絶対遭わないと思い込んでいる人
根拠もなく、詐欺に絶対遭わないと思い込んでいる人も危険です。
遭わないと自信を持っているから、何も心配しないからです。
このような人は実際に詐欺に遭った時も、気付くのが遅れてしまうことがあります。
「もしかしたら騙されてしまうかもしれない」このように思っている人の方が危機管理がしっかりしており、現金化利用でも詐欺に遭いにくいのです。
詐欺情報をチェックするのは大事
詐欺にかからないようにするには、どんな手口があるのか知ることが重要です。
予備知識として悪徳業者の手口を知っておけば、いざという時に思い出す可能性があります。
それに自分を客観的に見つめることも大事ですよ。
絶対に自分だけはかからないという根拠のない自信を持つのも止め、常に危機管理意識を高く持ちましょう。
クレジットカード現金化詐欺にはどんな被害があるのか?
還元率を下げられた
最初は95%という高還元率だったのに、あれこれ手数料が差し引かれ還元率が下がってしまうことがあります。
手数料は別途かかるのか、最終的にどれくらいの金額が振り込まれるのか、しっかりと確認しましょう。
お金が振り込まれない
酷い場合は全然お金が振り込まれない事があります。
いつまで経ってもお金が振り込まれないため慌てて連絡を取っても、なしのつぶてで手遅れになってしまいます。
カード情報を盗まれた
クレジットカードの両面コピーを送ってくれといってくることがありますが、絶対にしてはいけません。
大事なカードの情報が知られてしまい、不正使用されてしまいます。
もしカードそのものを送ってこい、もしくはコピーを取って送れと言われたら、悪徳業者だと思ってもいいでしょう。
架空請求、スパムメールがきた
カード現金化は特に問題無く利用できたものの、利用後におかしな現象が起きてしまう事が多々あります。
例えば架空請求やスパムメールです。
身に覚えのないメールには絶対に反応せず、無視して削除しましょう。
恐らくカード現金化利用時に、情報漏洩があったと思われます。
振込を分けてすると持ちかけられた
詐欺現金化業者も手口が巧妙化して、どうにか利用者に信じ込ませて詐欺に気付くのを遅らせようとします。
初めての利用の場合、振込を2回に分けますと言われたらどう思うでしょうか?
特にそのこと自体に怪しいと思う人はあまりいないでしょう。
しかも最初にいくらか振り込まれれば、この業者は確実に現金化してくれるところだと信じてしまいます。
しかし詐欺業者であれば2回目の振込は絶対にせず、連絡も取れなくなります。
1回目の振込があったため詐欺に気付くのが遅く、気付いたときには手遅れになってしまいます。
もし現金化詐欺に遭ったら?保証はある?
現金化行為はクレジットカードの規約違反です。
ですから例え詐欺に遭ったとカード会社に主張しても、保証は一切受けられません。
保証が受けられる可能性があるのは、クレジットカードの管理をしっかりとして現金化もしなかったのに詐欺に遭ってしまったときなどです。
現金化業者に騙されたとカード会社にいったところで不正利用された分が戻ってくることはなく、それどころか規約違反があったと主張され、利用停止という事態に発展してしまうかもしれません。
もしカードの情報が悪徳業者に渡ってしまったら、取りあえずカード会社に連絡をして利用をストップさせておきましょう。
使われた分は戻ってこないかもしれませんが、これ以上不正利用されることは防げます。
バカ正直に現金化業者を使ってしまったとは言わず、落としてしまったため再発行したいと伝えるといいでしょう。
詐欺業者にカード情報を取られてしまったことが分かっているのに、カード会社へ連絡もせずに放置してしまうことは一番やってはいけません。
このように現金化利用は詐欺にあるリスクも高く、さらにカード会社からの利用停止処分を受けるリスクもあります。
だからこそ慣れないうちは高額利用は止めて、口コミで評判のいい業者を通して試しに少額利用してみるのがいいでしょう。
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