枠を現金化させることもできる?
ファミペイでバーチャルカード(JCBプリカ)が使えるようになりました。
アプリの「サービス一覧」→「バーチャルカード」から申し込みができます。
ファミペイ翌月払いは、ファミペイで使える後払い(BNPL)サービスです。
登録初期では5000円程度ですが、ファミペイの利用実績を積むことで最大10万円の枠をもらうことができます。
本人確認は身分証ではなく銀行口座連携でするので手続きも楽です。
また、審査時間も5分程度とかなりスピーディーなことから独自審査で与信をしていることが伺えます。
ただし、支払いは一括払いのみで、返済の先送りができるスキップ払いを使うなら、厳密な審査が要求されます。
現金化するには、ファミマで金券類を購入して売却するのが基本路線です。
ファミマ公式の電子マネーならでは現金化方法です。
この記事では、ファミペイ翌月払いの利用方法や、枠の現金化方法などについて解説します。
ファミペイ翌月払いの登録の方法
- ファミペイのアプリをインストール
- アプリホーム画面から[サービス一覧へ]を選択
- [FamiPay翌月払い]を選択
- [銀行口座登録]を選択
- FamiPay翌月払いに[申し込む]を選択
- 名前、生年月日、住所などの本人情報を入力
- 利用限度額(上限5000円)を選択して[申し込む]を選択
- 審査
- 審査結果の通知
- [サービス一覧へ]>[FamiPay翌月払い]で上限金額を設定
以上の設定で、ファミペイ翌月払の枠を使ってファミペイで買い物ができるようになります。
初回の利用限度額は5000円です。
登録には引き落としの銀行口座登録が必要で、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・西日本シティ銀行・ゆうちょ銀行に対応しています。
21:00以前ならネットバンクへログインして即時に口座連携が可能です。
銀行口座登録が済むと同時に、本人確認が完了します。
審査は5分くらいで終わりますが、申し込みが21:30以降だと審査結果が翌営業日になります
利用した分の返済は、末締め翌月27日払いで口座から引き落とされます。
ファミペイ翌月払いの手数料は?
ファミペイ翌月払いの利用の手数料は無料です。
返済方法が、翌月一括払いのみなので、当然といえば当然ですが。。
ファミペイ翌月払いの増枠について
初期登録時の利用限度額は5000円がデフォルトです。
増枠は、アプリ上で増枠の案内が出たら申し込みができるようになります。
アプリの通知をONにしておけば、増枠できるようになったら通知が届きます。
または、アプリホーム > サービス一覧へ > FamiPay翌月払い > 利用上限金額
で、増枠の申し込みボタンが現れます。
これが現れていなければ、増枠の申請はできません。
増枠の案内をもらうにはファミペイの利用実績が必要で、ファミペイをコンビニとかで使っているともらえます。
枠は5000円からいっきに5万円、もしくは10万円になります。
ただし、増枠案内が来たからといって、増枠審査に通過したということではなく、増枠申込み後、改めて審査が行われます。
属性によってはそこで否決になることもありますし、元々あった5000円の枠すらなくなって翌月払いが0円になるケースもあるようです。
ファミペイ スキップ払い
ファミペイ翌月払いは一括払いがデフォルトですが、スキップ払いを使うと返済を最大6ヶ月先まで先延ばしすることができます。
通常の翌月払いだと、返済日は末締め翌月27日の口座引き落としで、翌月一回払いのみです。
例えば、翌月払いで10万円枠を使って、返済が一括払いだとちょっとキツイなというときは、スキップ払いで最大6ヶ月先まで先延ばしできます。
利用方法は、ファミペイ翌月払いを使って翌月の5日に支払い額が確定すると、引き落とし一覧にスキップ払いのボタンが表示されるのでそこから申請します。
ただし、スキップ払いは、翌月払いとは別に審査が必要になります。
デフォルトの翌月払いと違い、返済を後回しにできるので審査はより厳密です。
1〜6ヶ月の間で何ヶ月分スキップできるかは審査次第ですし、そもそもスキップ払いが認められない場合もあります。
すでに決済が確定した状態から分割の審査をすることになるので、スキップ払いを当てにして高額な買い物をしてしまうと、スキップ払いが認められず翌月一括払いで請求がくるということも起こりえます。
また、スキップ払いについては手数料がかかります。
100円(2万円未満 スキップ1ヶ月)から、5400円(10万円スキップ6ヶ月)まで段階的に手数料率が決められています。
実質年率でいうと最大で13.1%なので、クレジットカードの分割払いとほぼ同じくらいの金利がかかります。
ファミペイ翌月払いの審査基準についての考察
ファミペイ翌月払いには、申し込みが三段階に分かれていて、それぞれに審査のハードルが設定されています。
↓(審査)
翌月払い初期登録(5000円)
↓(審査)
翌月払い増枠(10万円)
↓(審査)
スキップ払い(返済の繰延べ)
この三段階で、段階を追うごとにクレジットサービスのグレードが上がって、かつ審査難易度が上がっていくようにになっています。
また、これ以外にも途上与信審査があって、突然グレードを下げられることもありえます。
ファミペイ翌月払いの詳しい審査基準は公開されていないので、あくまで仮説ではありますが、それぞれの段階における審査基準について考察したいと思います。
5000円の初期登録審査は?
ファミペイ翌月払いの初期登録は、枠が5000円と少額で、かつ審査時間も5分程度と短いこともあり、簡易的な独自審査で与信をしていることが伺えます。
ファミペイの利用規約を見るとCICの加盟が明記されてはいますが、5分の間に金融事故情報を参照して、わざわざ5000円のために手間のかかる融資審査をしているとも思えないので、おそらく初期登録時の審査では、こうした金融系の審査は省いて、軽めの審査で済ませていると思われます。
10万円の増枠審査は?
ファミペイ翌月払いの限度額は最大で10万円です。
増枠の申請をすることで5000円が10万円に増枠されます。
ファミペイ運営のファミマデジタルワンは、「登録少額包括信用購入あつせん業者」に登録されているのですが、これは、10万円以下のクレジットに限っての簡易審査での与信が可能になる制度です。
この制度は、ファミペイのような少額の決済アプリに最適な制度で、クレジットカードとかカードローンのような厳格な収入審査をしなくても、自由度の高い審査で後払いサービスの提供が可能になります。
今のところ全国で2社しか登録はありません(もう一つがNudge)が、これにわざわざ登録されているくらいなので、ファミペイ増枠10万円の審査についても、ある程度柔軟な方法で審査が可能になっていると思われます。
スキップ払い
スキップ払いは、「返済を後回しにできる」ことからより既存のクレジットカードサービスに近い審査基準で審査を行っていると思われます。
必要に応じて、CICなどの信用情報機関の参照などの金融審査も必要になります。
そのため、ファミペイ翌月払いには通っているけど、スキップ払いをしようと思っても審査通らなかったり、スキップ払いを申請したことで、より厳密な途上与信が入って、翌月払いの枠すら使えなくなってしまうというケースもあるようです。
スキップ払いが使えるかどうかは買い物をする時には分からないので、「請求が確定した後でやっぱり分割払いは使えない」と言われたりすることも十分にありえるわけで、その辺にこのシステムの矛盾を感じなくもないです。
後払い決済自体が新しい分野なので、試行錯誤の最中かもしれませんが、その辺今後アップデートを期待したいです。
ファミペイ翌月払いの現金化について
ファミペイ翌月払いは、割と簡易的な審査で10万円の枠がもらえるとあって、現金化についてもそれなりに期待が持てそうです。
また、ファミペイのアプリからバーチャルカード(JCBプリペイド)が利用できるので、電子ギフト券を買って現金化したり、現金化サイトで現金化してもらったりといったことも可能です。
QRコード決済を使って店頭決済で使うのが基本路線です。
ファミマで切手を買って売却
ファミマで切手を買って金券ショップで現金化する方法です。
通常、金券類を電子マネーで購入することはできませんが、ファミマでは、ファミペイに限って電子マネーで切手を購入することが可能です。
レジで購入したい切手の額面と枚数を伝えて、ファミペイで支払う旨伝えます。
切手は額面によって換金率が違うので、
85円切手100枚綴り=8500円
110円切手100枚綴り=11000円
500円切手1枚=500円
1000円切手1枚=1000円
などがおすすめです。
ただし、コンビニよって用意のある切手の額面や枚数には限りがあるので、来店する店舗にあらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。
購入した切手は、街の金券ショップで買い取ってもらいます。
切手の買取換金率の相場は80%前後です。
買取で失敗しないためにも購入前に、最寄りの金券ショップで切手の額面ごとの買取換金率を調べておくといいかもしれません。
ファミマで電子ギフト券を買って売却
次に紹介するのが、ファミマで電子ギフト券を買って買取サイトで現金化する方法です。
同じく、ファミマでは、「吊るしの電子ギフト券(POSAカード)」をファミペイで購入することができます。
電子ギフト券とは、具体的には、Amazonギフト券やAppleギフトカードなどです。
3000円、5000円、10000円などの額面があるので、ファミペイの残高に応じて、都合の良い額面のギフト券を購入します。
購入した電子ギフト券は、電子ギフト券買取サイトで売却して現金化が可能です。
ギフト券裏面のコード番号を申し込みフォームから送って、買取を依頼すると代金を振り込んでもらえます。
電子ギフト券の買取換金率は80%〜90%程度です。
おすすめの電子ギフト券買取サイト
あと払いアプリを現金化できるサービスは?
最近はあと払いアプリを現金化してくれるサービスもあります。
なかなかに便利だったのは以下のサイト。
使い方は、Paidyやメルペイなどのあと払アプリをスマホへインストールして、バーチャルカードを発行しておけば、あと払い枠を現金化して振り込んでもらえます。
バーチャルカードのカード番号が発行されていること(Paidyカードやメルペイスマート払いなどへ登録済み)が条件となりますが、それさえあれば審査は不要ですし、自分で現金化するのに比べても手間もかからず入金も早いです。
携帯プリカでキャリア決済も現金化。
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