「クレジットカードが止めれた」不正の疑いで利用停止になる理由と対処法

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クレジットカードの現金化を行ったことがある人、または現金化について調べている人は、一度はこのことに対して不安を覚えたことがあるのではないでしょうか?

「クレジットカード会社に不正を疑われて利用を止められたらどうしよう…」

今や生活になくてはならないクレジットカード。
ましてや「なるべく早く現金を用意しなければならない」という状況下で、クレジットカードのショッピング枠を利用した現金化をしようとしている人にとって、クレジットカードが止められて利用できないというのは死活問題です。

この記事では、クレジットカード会社に不正利用を疑われて利用停止されてしまう理由と対処法について紹介します。

クレジットカードと末永く上手に付き合っていくためにも、原因と対処法、リスク回避について知っておきましょう。

不正の疑いでクレジットカードが止められる理由

「ある日突然、クレジットカードが利用できなくなった」
というのは、実はそこまで珍しいことではありません。誰にでも起こり得ることなのです。

なぜ、突然利用が止められてしまうのでしょうか?

それは、クレジットカード会社の不正利用検知システムにより、不正利用が疑われる取引履歴が検知されたためです。

クレジットカード不正利用検知システムとは

クレジットカードの不正利用検知システムとは、不正利用を未然に防ぐためにクレジットカード各社で導入しているシステムです。
24時間365日クレジットカード利用者の取引状況をモニタリングし、不正利用の可能性がある取引を検知すると自動的にクレジットカード利用を停止する仕組みになっています。

一般社団法人日本クレジット協会は、2018年10月~12月の3ヶ月間に発生したクレジットカードの不正利用被害額が69.3億円にのぼったという調査結果を発表しています。
この数字は前期(7月~9月)と比較して36.7%、前年同期(2017年10月~12月)と比較して16.3%増加しており、年々増加の一途を辿っています。
このような背景もあり、近年クレジットカード会社各社では不正利用防止に一層力を入れています。

クレジットカードの不正利用が疑われるケースとは

では、クレジットカードの不正利用検知システムでは、どのような取引履歴を「不正の疑いがあり」と判断するのでしょうか?

ひと言でいうと、いつもと違うパターンの利用履歴が検知されたからということです。
不正利用検知システムは、クレジットカード利用者の過去の利用履歴のデータを蓄積しており、そのパターンから同一人物の利用と考えにくい利用がないか、または過去の不正利用のパターンと類似している利用がないかということをモニタリングしています。

詳細な基準はクレジットカード会社によって定められており公に公表されてはいませんが、主に以下のポイントが挙げられます。

・過去あった不正利用のパターンと類似
・直近まで利用頻度が低かった人が高額商品を購入
・同じ店で短時間に複数回購入
・同じ商品を複数個購入
・換金性の高い商品の購入
・海外利用

分かりやすく例を出すと

・今まで買ったことがない商品、ジャンルの商品を大量購入
・公共料金の支払いにしか利用していなかったような人が、ゲーム機や家電製品、ブランド品を複数購入
・新幹線の回数券を購入(特に自分の居住地と関係がない区間)
・国内利用しかなかった人の海外利用

というような利用が挙げられます。

あなた自身が意図しているかいないかは関係がなく、基準に当てはまる取引が検知されれば、自動的にクレジットカードの利用は停止されてしまうシステムになっています。

クレジットカードが止められても復活できる

不正利用検知システムにより不正利用と判断された場合、一時的にクレジットカードは利用できなくなってしまいます。
ですが、そのまま利用ができなくなってしまうということはありません。

クレジットカード会社から、本人確認のため電話やメールで連絡が入ります。
現時点ではあくまでも不正利用検知システムが設定に基づき機械的に判断し利用を停止しているだけなので、その取引が本当に不正なのかということは断定されていません。
そのため、ここで初めて人の目が入り確認が行われることとなります。

このクレジットカード会社との電話やメールでは、本人確認とあわせて

・購入した商品
・自分で購入した商品なのか
・購入目的

などについて確認されます。

本来の目的でクレジットカードを利用している場合は、上記の確認に対してありのままの事実を返答すれば問題なく利用停止が解除されます。
(場合によっては数日要することもあるようです。)

現金化目的で利用した場合は要注意

ただしこの記事を読んでいるあなたは、現金化による不正利用を疑われることを懸念しているのではないでしょうか?
その場合、上記のように「ありのままの事実」を返答してはいけません。現金化目的での利用をクレジットカード会社に悟られてはならないからです。

あなたがすでに現金化の経験がある、もしくは現金化についての知識を持っているという場合はすでに知っているかと思いますが、クレジットカード会社では換金目的のクレジットカードの利用を禁止しています。
バレてしまうとクレジットカードの強制退会はもちろん、過去の利用金額を一括請求される場合もあります。それだけでなく、クレジットヒストリーにも傷をつけてしまい新しくクレジットカードが作れなくなったり、ローンが組めなくなる可能性があります。

たとえ現金化目的で利用したとしても、それが悟られない理由を用意し、クレジットカード会社に納得してもらう必要があることを認識しておきましょう。

クレジットカードが利用停止されやすい人

同じ取引内容でも、クレジットカードが利用停止されやすい人とされにくい人が存在します。
それは、支払いが遅延しがちでショッピング枠・キャッシング枠ともに限度額近くまで利用しているような人物です。

クレジットカードは、個人の信用に基づいて利用できるものです。そのため、毎月遅延なく支払いを行い、キャッシング枠の利用もなくショッピング枠も計画的に利用している人物と比較したとき、後者の方が信頼が厚いことは一目瞭然です。

前者のような利用実績の場合、

・現金化目的で商品を購入しているのではないか
・支払いが滞ってしまうのではないか

と、クレジットカード会社から捉えられてしまいます。
クレジットカードから疑われる理由を自ら提供しているような形になってしまうので、上記に該当するという方は少しずつ改善を心がけることをおすすめします。

クレジットカード会社に不正利用を疑われないための対処法

不正利用検知システムにより一時的に利用停止となってしまっても、上記でお伝えしたように利用復活することはできますが、それよりも大切なことは、クレジットカード会社に不正を疑われるような材料を渡さないことです。

・高額商品を短期間で複数購入しない
・換金率の高い商品を短期間で複数購入しない
・同じ店舗で短時間に何度も利用しない
・ショッピング枠、キャッシング枠ともに限度額ギリギリまで利用しない
・遅延せず計画的に支払いをする

といったことに注意して、クレジットカードを利用しましょう。

不正利用を疑われず安全に現金化するには

「それじゃあ現金化できないじゃないか」と思う方もいるかもしれません。

どうしても現金が必要で、クレジットカードに頼るしかないという場合は、クレジットカードの現金化業者を利用することをおすすめします。
クレジットカード会社から不正利用を疑われずに、安全にクレジットカードの現金化を行うことができます。

不要なリスクを抱えずに、プロに任せて確実に現金化しましょう。

安全にカードを現金化するなら

自分でカードの現金化をしようとすると、どうしても利用停止などのトラブルに巻き込まれやすくなります。

しかし、専門の業者を介在させることでカード事故を起きづらくさせることができます。
安全にカードを現金化するためには、優良な現金化サービスの利用をおすすめします。

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投稿:2019.05.13 / 更新: / クレジットカード現金化
著者プロフィール
佐藤明宏(Sato Akihiro)
現金化ガイド管理人兼ライター。現金化に関するマニアックな解説からお金に困ったときに使える資金調達のアイデアなど。他では聞けないお金や支払いにまつわるライフハックを日々発信しています。