郵便はがきは、普遍的に必要とされるもので、価値が下がることもなく、換金するときの買取価格も高く評価されます。
昨今のキャッシュレス決済の流れを受けて、はがきもクレジットカードや電子マネーでの購入がしやすくなって、現金化目的で利用されることも増えてきました。
換金率相場はやや下がってきているとは言え、安定して80%程度の買取相場で換金できる商品でもあります。
この記事では、
- はがきを換金して現金化する方法
- はがきをクレジットカードや電子マネーで購入する方法
- はがきはクレジットカードの現金化に利用できるか
について解説しています。
はがきの買取相場
はがきは金券ショップで買い取ってもらうことで現金化できます。
はがきの種類は、大きく分けて通常はがき、往復はがき、年賀はがきなどがあります。
それぞれ、バラか完封(封を切ってない複数枚セット)かで買取価格も変わります。
それぞれの買取相場をみてみましょう。
はがき種 | バラ買取 | 完封買取 |
---|---|---|
63円 通常はがき | 46円〜50円 (73%〜79%) |
4800円〜5100円 (76%〜81%) |
63円 年賀はがき | 43円〜49円 (68%〜77%) |
4500円〜5000円 (71%〜79%) |
126円 往復はがき | 90円〜100円 (71%〜79%) |
9400円〜11000円 (74%〜87%) |
総じて、セットの完封のものの方が買取換金率も高くなります。
100枚セットでも封を切ってしまっているとバラの扱いとなり、買取価格も下がってしまいます。
年賀はがきは発売直後はそれなりに高い換金率ですが、年が明けて時間が立つと、旧年の年賀はがきという扱いになり買取価格もさがってしまいます。
書き損じのはがきは新品に交換可能
古くなった旧年賀はがきや、書き損じのはがきは金券ショップで買い取ってもらえなかったり、買取金額が下がってしまったりします。
しかし、郵便局へ持っていけば、手数料を支払って新しいはがきに交換してもらうことができます。
手数料は、通常はがきや年賀はがきの場合1枚につき5円、往復はがきは1枚につき10円かかります。
こうした制度があることを見越して、書き損じや旧年賀はがきを買い取ってくれる金券ショップもありますが、換金率は低くなるので自分で郵便局へ行ってあたらしいものに交換してから売った方が高く売ることができます。
また、書き損じのはがきは、切手とも交換することができます。
金券ショップによっては、はがきよりも切手の方が高い換金率になる場合があるので、書き損じのはがきなどは、あえて切手に交換してから金券ショップで換金すると効率よく現金化することができます。
ちなみに、書き損じのはがきは交換してもらうことはできますが、間違えて買ったとしても現金で返金してもらうことはできません。
現金での返金は行っておりません。
はがきをクレジットカードで購入するには?
はがきはクレジットカードや電子マネーで購入することができます。
購入できる場所は以下の通りです。
- 郵便局の窓口
- 郵便局のネットショップ
- コンビニ
それぞれ使える支払い方法や手数料などに違いがありますので見ていきましょう。
郵便局の窓口
2020年の2月から郵便窓口でクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済が使えるようになりました。
切手やはがきの他、レターパックなどもクレジットカードで購入することができます。
VISA、Master、JCB、AMEX、Diners Clubと全てのカードブランドに対応していて、電子マネーもPayPay、auPAY、d払い、楽天Pay、LINE Payなど主要なスマホ決済が使えます。
ただし、すべての郵便窓口でクレジットカード決済が使えるようになっているわけではなく、未対応の窓口も多くあります。
キャッシュレス決済対応可能な郵便窓口はこちらから検索できます。
クレジットカードや電子マネーの現金化目的の場合でも、郵便窓口ではがきを買って金券ショップで売れば即日の現金化が可能です。
郵便局のネットショップ
郵便局のネットショップでもクレジットカードではがきを買うことができます。
郵便窓口と違い、使えるクレジットカードはVISA、Masterに限られます。
また、1回の注文が5000円未満の場合は720円の送料が別途かかってきます。
現金化目的でネットショップのはがきを買う場合は、63円通常はがきを100枚分(6300円)などの5000円以上になる単位で購入した方がお得です。
購入したはがきは郵送でおくられてきますが、注文から到着まで3〜4営業日かかります。
コンビニ
コンビニでも郵便はがきをクレジットカードで買うことができます。
ただし、お店によって使えるクレジットカードは限られます。
通常、はがきなどの換金性の高い商品はクレジットカードで購入できませんが、コンビニ各社が自社発行しているクレジットカードや、電子マネー経由であれば例外的に現金以外でもはがきを買うことができるようになっています。
ファミリーマート | ファミマTカード |
セブンイレブン | セブンカードプラス(nanaco経由) |
ミニストップ | イオンカード(WAON経由) |
例えば、セブンイレブンであれば、nanacoモバイルをスマホから登録して、セブンカードプラスのクレジットカードに紐づけておけば、レジではがきを購入することができます。
ただし、nanacoは登録後、数日経ってからじゃないとクレジットカードの紐付けができないようになっているので、nanacoの用意は前もってしておく必要があります。
はがきはクレジットカード現金化に使えるのか?
はがきはクレジットカードの現金化目的での購入に利用しやすい商品と言えます。
全国の郵便窓口で、クレジットカードや電子マネーで簡単に購入できるようになってきているし、金券ショップでもまず買取を断られることはありません。
しかし、金券ショップでのはがきの買取依頼が増えたことで、買取相場も下がる傾向もあります。
また、はがきよりも切手の方が高い換金率になる場合があるので、クレジットカードの現金化を目的で購入する場合は、はがきよりも切手の方がいいかもしれません。
注意点としてあげられるのは、クレジットカードの利用停止の可能性です。
カード会社は近年、現金化目的のカード利用に対して警戒を強めていて、自動検知システムで換金性の高い商品の購入を監視しています。
楽天カードやイオンカードなど流通系の比較的簡単に作れるクレジットカードではちょっとしたことでカードが停止されることがあるので注意が必要です。
こうしたリスクを軽減する方法として、電子マネー経由で支払う方法があります。
郵便窓口ではPayPayなどの電子マネーも使えますので、こうした電子マネーへクレジットカードからチャージして、はがきを購入すれば、カード会社の監視の目から逃れることができます。
また、そもそも、はがきや切手などそうした金券類を使った現金化は手間とリスクがかかるので、はじめからネットの現金化サービスなどを利用すれば、カード利用停止のリスクも軽減するし、いちいちお店へ出向いて売ったり買ったりする手間は省けます。
ネットの現金化サービスだとスマホから手続きができて、代金も10分くらいで振り込んでもらえます。
はがきや切手の金券ショップでの換金率も下がる傾向にあるので、クレジットカードの現金化をする場合、ネットの現金化サービスを利用することも一つの選択肢です。
クレジットカード現金化でお金を作るには?
クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。
WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。
利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。
対応が早くて条件も良いサイトをいくつか紹介しておきますので参考にしてください。
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