現金化業者でクレジットカードを現金化する仕組みとその方法

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現金化業者を使ったクレジットカードの現金化ってどうやるんですか?
利用した場合のリスクやデメリットはありますか?

現金化業者には、店舗型オンライン型がありますが、最近ではオンライン業者も振り込みスピードが早くなり、その日のうちに手続きが完了して入金してもらえます。

また、SNSなどを通じて利用者間の情報交換が可能になったことから、危険な業者も淘汰されてきて安心して業者選びができる環境ができていました。

この記事では、

  • 現金化業者を使ったクレジットカード現金化の方法
  • 業者を使って現金化した場合のデメリットやリスク
  • どこの業者を使ったらいいか

について解説します。

現金化業者の仕組み

通常、ショッピング枠を現金化しようと思ったら、金券などを購入して換金することになりますが、これは手間もかかるし、カード会社から利用制限をうけるリスクもあります。

こうした手間やリスクを軽減しつつ、クレジットカードの現金化をしてくれるサービスを提供しているのが現金化業者です。

仕組みは2通りあって、

クレジットカードで商品を購入して、それを業者が買い取る形で現金化させる「買取方式」と、

クレジットカードで商品を購入して、その特典としてキャッシュバックを受ける形で現金化させる「キャッシュバック方式」

があります。

方式によってサービス内容に大きな違いはないのですが、買取方式は商品の受取がないのに対して、キャッシュバック方式は後日何かしらの商品を受け取ることになります。

現金化業者を使う場合、自分でやる現金化と違い、金券を購入したりせず通常の商品を購入するので、カード会社に現金化を疑われるリスクが軽減されます。

現金化業者の利用手順

ウェブサイトからの申込

業者のウェブサイトから必要事項を記入して申込をします。

申し込み時の入力は連絡先の確認が主な目的なので、最低限の内容だけで申し込めます。

基本の必要事項は、名前、メールアドレス、電話番号の3つです。

これに加えて、利用希望金額、連絡希望時間帯などを入力する場合もあります。

折り返し電話連絡

申込をすると電話にて折り返し連絡がきます。

この時、サービスを利用するための情報を伝えます。

  • 住所
  • 使うクレジットカード
  • いくら現金化したいか

などをスタッフへ伝えます。

特に「カード決済をいくら分」やって、「振り込み金額がいくらになるか」についてはしっかり確認しておきましょう。

現金が5万円欲しい場合は、
「振り込み5万円で買い物はいくらですか?」
と聞きます。

また、5万円分カード決済をしたい場合は、
「5万円の買い物で振り込みはいくらですか?」
と聞きましょう。

「6万円の買い物で、振り込みが5万円です」
のように買い物額(カード決済額)と、振り込み金額(現金化金額)を教えてくれます。

必要書類の送付

現金化業者の利用に必要なのは主に以下の3つです。

  • 身分証明書
  • (免許証、保険証、年金手帳など)

  • 振込先口座
  • (キャッシュカード、通帳など)

  • クレジットカード
  • (自分名義のみ、残高があること)

サービスに必要な書類等をメールに添付して送ります。

身分証名義、口座名義、カード名義は全て同一人物でないと利用できません。

これはなりすまし利用を防止するためで、業者によっては、身分証を顔の横に持って写メを撮るセルフィーIDの提出を求められる場合もあります。

ちなみに現金化業者の審査は、本人確認(なりすまし防止)が主目的です。

借入のような収入の審査や、信用情報機関の参照による借入状況の審査などはありません。

必要書類が揃っていれば誰でも利用可能です。

カード決済

本人確認が済んだら、実際にカード決済により商品購入の手続きをします。

大抵の場合、商品購入は業者が代行してくれるのでこちらで手続きをする必要はありません。

この時、カード決済をするためカード情報を渡す必要があります。

もし、ここまで手続きをしてきて説明が曖昧だったり不安が残るような場合は、その業者の利用は見送りましょう。

利用できる業者は他にもたくさんあります。

また、この時振り込みにかかる時間も聞いておきます。

最新のオンライン業者であれば、即日振り込みできるような体制は整えています。振り込みに何日もかかると言われる場合も他の業者を利用しましょう。

振り込み

カード決済が完了したらすぐに現金が振り込まれます。

普通のオンライン業者であれば、必要書類の提出から10分以内には振り込んでもらえます。

最近では、土日や夜間でもリアルタイムに銀行振り込みができるようになっています。

自分の受け取る銀行口座にもよりますが、以下のようなネット系銀行やゆうちょ銀行、大手都市銀行の口座の場合、土日、夜間でも即時に振り込みが反映されます。

ジャパンネット銀行
SBI信託銀行
楽天銀行
セブン銀行
auじぶん銀行
ゆうちょ銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
三菱UFJ銀行

などは、即日入金が反映されて、最寄りの銀行ATMやコンビニATMから入金確認と引き出しができます。

カード会社への返済

いつも通りクレジットカードの返済日に引き落としがあるので、引き落とし口座へお金を入れておきます。

返済方法について特に手続きをしていなければ通常の一括払いとなりますので、引き落としは翌月、タイミングによっては翌々月です。

この場合は、カード会社への金利手数料などはかかりません。

一方、現金化業者利用後に、「あとからリボ」「あとから分割」などの手続きをしておけば、返済をリボ払いや分割払いにすることも可能です。

あとからリボやあとから分割は、カード会社のホームページからマイページへログインして設定可能です。

また、カード裏面の電話番号へ電話して手続きすることも可能です。

ただしこの場合は、返済回数に応じてカード会社指定の金利手数料が加算されます。

手数料や換金率について

現金化業者を利用する場合、手数料がかかります。
業者によっては、換金率と言うこともあります。

どちらにしろ、「カード決済した金額」「振り込み金額」の差額のことを指します。

現金化業者の換金率は、利用金額によって変わります。

高額利用をすればするほど換金率は高く、少額の利用の場合は換金率が低くなります。

1万円〜5万円で換金率65%〜75%
5万円〜10万円で換金率70%〜85%
10万円〜30万円で換金率80%〜90%

くらいが目安です。

その他、カードブランドによって差があったり、振り込みのスピードによって料金体系を変えている業者もいます。

こうした手数料は、現金化振り込まれた段階で事前に差し引かれているものなので、後から手数料や金利を現金化業者へ支払うことはありません。

また、現金化の際にかかる手数料とは別に、クレジットカードの返済を分割払いやリボ払いにしている場合、カード会社への金利手数料がかかります。

現金化業者のデメリットやリスク

現金化業者は、面倒な審査などもなく簡単で早くて、確実性の高い資金調達方法です。

ただし、その一方で利用する場合のリスクやデメリットもあります。

現金化業者を利用する前に、デメリットや利用した場合のリスクの可能性についても把握しておきましょう。

手数料・換金率をめぐるトラブル

現金化業者をめるぐトラブルに多いのが換金率に関するものです。

業者によっては、料金体系や換金率が不明瞭であったり、誤解を招く表現で宣伝されていて、実際に申し込んでみたら思っていたの違ったというトラブルが起こります。

よくあるのが以下のようなケースです。

  • 別に手数料が取られる
  • 料金表とは別に、事務手数料や振り込み手数料の名目で手数料がかかる。

  • 別に消費税が取られる
  • 料金表とは別に、消費税が掛かる。

  • 適用される換金率の幅が広い
  • 「1万円〜10万円で換金率最高90%」などの表記があった場合、10万円なら90%の換金率が適用されるが、1万円〜9万円の場合は適用されない。

以上のように、料金表とは別に費用がかかる場合があったり、よく見ないと誤解を招くような設定になっていることがあります。

こうしたトラブルを避けるためには、評判の悪い業者は利用しないことはもちろんのこと、申込後に見積もり金額をよく確認して、「それから利用するかどうかを決める」ことが必要です。

カード決済をするまではキャンセルは可能なので、見積もってもらった換金率に納得ができなければ他の業者を当たってみましょう。

カード利用停止のリスク

クレジットカードの現金化と切り離せない問題がカードの利用停止のリスクです。

クレジットカードの現金化自体は違法ではないものの、カードの利用規約に違反する行為です。

自分でやる場合はもちろん、業者を利用した場合でもカード会社にバレればカード利用停止のリスクがあります。

ただし、業者利用の場合は、カードで購入する商品や決済をするお店を分散させることでカード会社から怪しまれないような仕組みを持っているので、自分でカードを現金化させるのに比べて利用停止になるリスクは軽減します。

また、JCBやアメックスなど金券購入に対する対応が厳しいクレジットカードでも業者利用だと制約を受けずに利用できます。

使い過ぎによる多重債務のリスク

クレジットカードの現金化は、残高のあるクレジットカードさえあれば利用できます。

複数のクレジットカードを持っていて、それら全て残高いっぱいまで現金化していけば100万円以上の資金を調達することも可能です。

しかし、利用した分はクレジットカード利用分なので、後でカード会社へ返済する必要があります。

また、分割払いやリボ払いを利用すれば、月々の返済負担は軽くなりますが、カード会社への金利手数料が別途かかってきます。

そうした返済負担が増えることで多重債務に陥るリスクがありますので、使いすぎには注意が必要です。

また、現金化業者を利用する場合は、希望するカード決済額を指定できるので、自分の懐具合に合わせた金額で調整しつつ現金化させることが可能です。

安全にカードを現金化するなら

自分でカードの現金化をしようとすると、どうしても利用停止などのトラブルに巻き込まれやすくなります。

しかし、専門の業者を介在させることでカード事故を起きづらくさせることができます。
安全にカードを現金化するためには、優良な現金化サービスの利用をおすすめします。

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投稿:2020.12.01 / 更新: / クレジットカード現金化
著者プロフィール
佐藤明宏(Sato Akihiro)
現金化ガイド管理人兼ライター。現金化に関するマニアックな解説からお金に困ったときに使える資金調達のアイデアなど。他では聞けないお金や支払いにまつわるライフハックを日々発信しています。