クレジットカードは現金の持ち合わせがなくても、後払いで買い物ができるので便利です。
そのショッピング機能を使って、カード現金化をすることもできます。
しかし便利な反面、気を付けないといけないことがたくさんあります。
カード現金化業者の中には悪意を持った詐欺業者が潜んでいることもあります。
そこで悪徳業者に知られたくない、大事なクレジットカードの情報について学んでみましょう。
クレジットカードの大事な情報
クレジットカードには様々な大事な情報があるので、まずはどんなものがあるのかを見てみましょう。
カード番号
カード番号とはカードの表面に記載されている14桁から16桁の番号です。
クレジットカード番号と呼ぶこともあります。
このカード番号はとても大事なものですが、番号だけ知られてもショッピング不正利用されることは少ないです。
ただし名前とセットになってしまうと、ネットショッピングに使われてしまうかもしれません。
名前はローマ字で記載されており、他にも使用期限が記載されています。
カード表面に記載されている情報を知られてしまうのはとても危険です。
暗証番号
暗証番号とは、ICチップ付きのクレジットカードに記憶されているものです。
カード表面に記載はありません。
クレジットカードの暗証番号の使い道は主に2つです。
1つ目はショッピング機能を使って、買い物をするときです。
店でクレジットカードを使って支払いをするときには、サインか暗証番号の入力を求められます。
最近では暗証番号の入力だけで、サインレスの店も増えてきました。
暗証番号さえ正しく入力できれば、簡単に買い物ができてしまいます。
2つ目はATMでキャッシング機能を使うときです。
キャッシングカードと同じ様に、暗証番号を押して借入希望額を指定すればお金が借りられます。
暗証番号は他人に教えてはいけませんが、予測されにくい番号に設定することも重要です。
セキュリティコード
暗証番号はカードが手元にある状態だと不正利用に使われてしまう恐れがありますが、カードとセットじゃないと被害にあることはあまりありません。
しかし、セキュリティコードは情報だけでも不正利用されてしまう恐れが十分にあります。
セキュリティコードとは、カード裏面の署名欄に記載がある番号です。
署名欄の右端に小さな数字が7桁ありますが、その末尾の3桁がセキュリティコードです。
アメックスの場合はカード表面に記載されている4桁の番号です。
セキュリティコードはネットショッピングする際に必要になります。
名前、カード番号、使用期限、セキュリティコードが分かれば、カードが手元になくても簡単にネットショッピングができます。
こんな現金化業者に注意！
クレジットカードに記載されている番号や記憶されている情報には、とても大事なものが詰まっています。
悪徳業者はそんな大事な情報を狙っています。
カードの不正利用を防ぐためにも、以下のような業者の誘いには絶対乗らないようにして下さい。
カードを預かります！
カード現金化はキャッシングの申込とは異なります。
でもサービスについてよく理解していない人は、クレジットカードを担保にした借入かカード自体の買取と勘違いしています。
「カードを預かります」というのもとんでもないことなのですが、サービス内容が良く分かっていない初心者は騙されて渡してしまうこともあります。
もしカードを渡してしまったら、ネットショッピングで不正利用されてしまいます。
暗証番号が分からずサインもできなければ使えないと思うかもしれません。
でもスーパーなどではサインも暗証番号入力も要らず、サッとレジに通すだけで支払いが済んでしまいます。
サインレスでの決済は利用限度額があるものの、何度も使われてしまえばそれだけ被害が大きくなってしまいます。
他人には絶対にクレジットカードを渡してはいけません。
コピーを取ります！
カード現金化に申込むときには、本人確認書類が必要になります。
画像を撮ってメールで送信したり、実店舗ではコピーを撮ったりすることもあります。
DVDのレンタルショップやカラオケ店でも会員カードを作るときに免許証のコピーを撮るので、抵抗なく提示できる人も多いでしょう。
しかし本人確認書類は提示しても、クレジットカードのコピーを渡すのは絶対に止めて下さい。
クレジットカードの表裏のコピーを撮って業者に渡してしまえば、不正利用されていまいます。
カードの表裏にはとても大事な情報が記載されているので、コピー取って下さいと言われても従ってはいけません。
もし言われてしまったら、手続きは止めて別の業者を選んで下さい。
番号を教えて下さい！
カード現金化を利用するのだから、カード番号くらい業者に教えなくてはいけないのではと思うかもしれません。
しかし、お店でクレジットカードを使用するとき、そのお店のスタッフにカード番号を教えるでしょうか？
例え支払いに使用する店のスタッフであっても、カード番号を伝える必要はありません。
これはカード現金化でも同じことが言えるので、どんなに番号を教えて下さいと言われても決して教えてはいけないのです。
クレジットカードを使う時の注意点
便利なものほど、使う時に注意しないと大変なことになってしまいます。
不正利用を防ぐためにも、防衛策を知っておくことは大事です。
特にネット利用が多い人は、クレジットカード利用時の注意点をしっかりと押さえておきましょう。
大事な情報をメールやFAXで送信しない
当り前のことですが、大事な情報をメールやファックスで送信してはいけません。
誤送信してしまえば、まったく関係のない人に大事な情報を知られてしまうことになります。
暗証番号やセキュリティコードなど、クレジットカード利用に関わる情報はメールでも電話でも教えてはいけません。
セキュリティがかかっているか注意
カード現金化サービスを利用するときには、指定された商品をネットショッピングで購入しないといけない場合があります。
その際には決済するときのサイトページが、ちゃんとセキュリティがかかっているかをチェックしましょう。
セキュリティがかかっているかどうかは、URLの初めに「https」という文字か鍵マークがあるかどうかでも判断できます。
また、カード現金化サービスに申込みするときにもこのセキュリティがちゃんとされているかをチェックすることは大事です。
もし情報が漏れたかもと思ったら？
詐欺業者に引っ掛かってしまった、もしくはクレジットカードの情報が漏れてしまったと気付いたら、即カード業者に連絡をしてカード利用を停止させましょう。
そうすることで不正利用を防ぐことができます。
また、常に自分のクレジットカードの利用明細をチェックするのも大事です。
少しでも不明な使い方があれば取りあえず利用停止をし、被害拡大を防げます。
まとめ
カード現金化サービスには詐欺業者も多く、利用するときには自己防衛策を立てることも大事です。
自己防衛策は現金化サービスを利用しないときにでも役立つので、特にネットサービスを使う機会の多い人は覚えておいて損はないでしょう。
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