後払い(ツケ払い)現金化を初心者向けに分かりやすく解説

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後払い現金化というのはどのようなサービスですか?
お金の資金繰りに使うことができるのですか?

「後払い(ツケ払い)現金化」というのは、商品の後払い購入買取によってお金を工面する方法やサービスのことです。

いろんなやり方がありますが、担保不要でお金の工面ができるという特徴があります。

いわゆる金融業ではないため、信用情報に自信がない人や、借入が多い人でも申込できるということから利用者が増えています。

後払い現金化のシステムは?

後払い現金化は業者によってシステムが異なります。

後払い商品購入方式

多くの業者がこの方式を採用しています。

具体的には、

後払いで商品の購入→買取による現金化
後払いで商品の購入→宣伝→報酬獲得による現金化

の2種類があります。

後払いで買った商品を買い取ってもらうということですね。

後払い商品購入方式は、後払いで購入した商品を一定額の手数料差し引いた額で買い取ってもらいます。

後払い

または、商品を購入した特典としてキャッシュバックを受けたり、商品を宣伝した見返りにキャッシュバックを受けたりして現金化します。

購入する商品はまちまちですが、ギフト券や電子書籍、パソコンソフト、画像イメージなどがあります。

購入した商品の代金は、後日、給料日に支払いとなります。

買取代金先払い方式

また、上記から派生した方法で、買取の代金を先にもらう形で現金化させる方式もあります。

具体的には以下のような流れです。

商品券の売却→代金受取→商品券を後日発送
商品の売却→代金受取→キャンセルして代金を返却

なんらかの商品の買取依頼を出して商品を送る前に代金を受け取ることができることで現金化させる方式です。

後払い買取

この時買取依頼をする商品はギフト券や、家電、ゲーム機などです。

いずれにしろ、後日、買取依頼をした商品を送るか、キャンセル代金の名目で手数料を含めた額を返す必要があります。

買取の代金を先にもらえるんですね。

なぜこんな面倒なことを?

正直ちょっとややこしいですね。
なぜこんな面倒なシステムになっているんでしょうか。

単純にお金が必要な人にお金を渡して後日返済してもらうのは融資サービスです。

しかし、後払い現金化サービスはそうした融資サービスではなく、あくまで買取サービスという位置付けになっています。

そうすることで、総量規制や貸金業法などの影響を受けずに取引ができるようになっています。

後払い現金化の利用方法

どうやって利用するんですか?

後払い現金化業者の利用方法は大まかに言うと以下の通りです。

  1. 申込をする
  2. ヒアリング
  3. 審査
  4. 契約
  5. 後払いで商品を購入
  6. 買取やキャッシュバックの代金入金
  7. 後日商品代金の支払い

クレジットカード現金化などの業者と違う点は審査がある点です。
(審査について詳しくは後述)

ヒアリングについては、業者によってまちまちなのですが、勤務状況について詳しく聞かれたり、他社での利用状況を聞かれたりすることが多いです。

どのくらいでお金は振り込まれる?

最短であれば当日中に入金まで行けますが、審査に手間取ると2〜3日かかります。

商品代金の支払いをいつまで?

商品代金の支払日は翌給料日になる場合がほとんどです。

あまり長期的な資金繰りには向いてないかもしれないですね。

必要書類は?

多くの場合以下の3点が必要になります。

  • 免許証
  • 保険証
  • 通帳2ヶ月分の写し

本人確認用に免許証、会社の勤務状況を確認するために保険証が必要になります。

また、商品代金の支払い日は、翌給料日が指定されることから、給与の入金日が確認できる預金通帳のコピーなどの提出が必要になります。

これらの書類は必須ではなく、業者によっては他の書類で代替できたり、無くても利用できる場合もあります。

いくらぐらい使えるの?手数料は?

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後払い現金化はどの方式であるにしろ、支払う代金から一定額を引いた金額を受け取ることになります。

この差額は、手数料として業者への支払いになります。

実際の商品購入額と受取金額の例を見てみましょう。

例)

商品購入:30,000円
受取金額:17,000円
手数料:ー13,000円
商品購入:55,000円
受取金額:32,000円
手数料:ー23,000円

このようにあまり高額な利用は想定されておらず、受け取れる金額も1契約につき2万円〜3万円くらいが相場です。

何度か利用を続けて実績を積むと、月内に追加で契約ができるようになる場合もあります。

また、差し引かれる手数料も商品代金の50%〜80%程度となり高額です。

手数料率で見ると割高ですね。
他の方法で工面できないか考えてから利用した方がいいかもしれないですね。

どんな審査があるの?

後払い現金化の審査は、「後払いの代金を支払えるどうか」の審査となります。

一般的な融資サービスと違い担保も必要とせず、信用情報機関の参照もしないため、そうした金融サービスの審査と比べると緩い審査基準が引かれています。

しかし、その一方で、審査基準には勤務状況が大きく影響します。

申込に際して、勤め先の会社や連絡先が聞かれ、保険証通帳のコピーによって勤務実態の裏付けが取られます。

場合によっては会社へ電話による在籍確認を行って、勤務状況の審査がされます。

また、金融機関のような信用情報機関の参照がない分、同様の後払い現金化サービスやファクタリングサービスなど、類似の資金調達スキームの利用状況が共有がされていることもあって、そのような利用状況や支払い遅延の有無によっては、審査が否認される場合もあります。

後払い現金化のメリットデメリット

後払い現金化を利用するメリットやデメリットがあれば教えてください。

後払い現金化は、お金の工面方法としては他にはない特徴がある反面、多くのデメリットもあります。

知らずに利用して後悔しないようにメリット・デメリットを事前に把握しておくようにしましょう。

メリット

  • 総量規制が関係ない
  • 融資サービスではないため総量規制の制限は受けません。
    借入が年収の1/3を超えている人でも利用可能です。

  • 信用情報機関の参照がない
  • 金融業者が利用するような信用情報機関の参照した審査はなく、審査基準も緩く引かれています。

    また、遅延などが発生した場合も信用情報機関へ履歴が残ることもありません。

  • クレジットカードや担保がなくても利用できる
  • 担保不要で利用できます。
    また、クレジットカード現金化のようにクレジットカードの登録も不要です。

デメリット

  • 手数料が高額
  • 手数料率は業者によってまちまちですが、商品代金に対して50%以上と高額な手数料が差し引かれるのが相場です。

  • 勤務先情報の提出
  • 無担保で利用できる反面、勤務状況については詳しく聞かれます。
    これには支払いができなかった場合の担保として意味合いがあります。

  • 在籍確認がある
  • 勤務状況の裏付けを取る手段として、在籍確認が取られる場合があります。

    場合によっては職場へ電話連絡がくる場合もあります。

  • 支払い期限が短い
  • 支払い期限は翌給料日に設定される場合がほとんどです。

    そのため長くても1ヶ月、場合によっては数週間で支払いの期限が来るので、長期スパンでの資金繰りには向きません。

  • 中には闇金業者と通じている業者もある
  • 闇金業者が形を変えて営業をしているケースも報告されています。

    後払い現金化を名乗る業者が増えていますが、利用する場合はある程度の口コミや評判をリサーチした上で利用する必要があります。

クレジットカード現金化でお金を作るには?

クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。

WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。

利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。

対応が早くて条件も良いサイトをいくつか紹介しておきますので参考にしてください。

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投稿:2020.11.13 / 更新: / 融資・借入
著者プロフィール
佐藤明宏(Sato Akihiro)
現金化ガイド管理人兼ライター。現金化に関するマニアックな解説からお金に困ったときに使える資金調達のアイデアなど。他では聞けないお金や支払いにまつわるライフハックを日々発信しています。