「パチンコを辞めたいけどなかなか辞められない」、「辞めるきっかけが欲しい」という方のために、
パチンコ・スロットを辞めるためのアイデアを8つ
をご紹介いたします。
ギャンブル依存症者のミーティングに参加
ギャンブル依存症者のためのミーティングへ参加してパチンコ依存から抜け出す方法もあります。
「ギャンブラーズアノニマス」という活動があって、ギャンブル依存から抜け出すための手助けをしてもらえます。
誰でも無料で参加できて日本全国で実施されています。
別のことに打ち込む
パチンコ依存症になりやすい人の特徴に、「夢中になりやすい」というのがあります。
これはギャンブルに限らず、打ち込める対象が見つかれば、それに夢中になってしまう性格と言えます。
借金があってギャンブルを続けているのはよくないですが、仕事やスポーツや趣味など打ち込める物が見つかれば、自ずとパチンコから遠ざかることができます。
中には恋人ができたり、ペットを飼い始めたなどの転機でパチンコから抜け出すことができた人もいます。
公営競技に変える
パチンコはギャンブルの中でもより依存性が強く、一度ハマるとやめづらく、時に大きく損失をだしてしまうことが指摘されています。
パチンコを止める時、ギャンブル自体を断つのではなく他のギャンブルに置き換えるのはどうでしょう。
例えば競馬。
1頭選んで複勝馬券を1万円分だけ買うなど上限を決めれば、ギャンブルによる損失も制御できるし、遊んだという満足感も得られます。
レートの低い台にする
通常貸し玉は、パチンコなら1玉4円、スロットなら1枚20円となっています。
これが低貸玉だと1玉0.2円や、1枚2円低いレートのパチンコ台、パチスロ台があります。
このような低貸玉は勝ちづらい台と言われていますが、その分負けた場合でも大きく負けることがなくなります。
このような射幸性の低い台を打つことで、次第にパチンコに対する興味が薄れていきます。
通常4〜5万円打つのが2〜3千円程度になるのでその分は必要経費と考えます。
ただし、負けたからといって取り返そうとレートをあげたりはしないこと。
そもそも止める必要はない?
状況にもよりますが、そもそもパチンコを辞める必要が無い場合もあります。
借金を追っていたり、仕事や家事、育児を疎かにしてパチンコにハマってしまうのはよくないですが、しっかりとやるべきことをやって余暇としてやる分には問題ありません。
行く回数や使う限度額などを決めて自己管理ができるのであれば、必ずしも止める必要はありません。
パチンコの仕組みを客観視する
パチンコを止めるための思考法として、パチンコの仕組みを客観的に考えてみるというものがあります。
パチンコの還元率は80%前後と言われています。
80%というと他のギャンブルと比べても率の良いように感じるかもしれません。
しかし、パチンコは他のギャンブルに比べると圧倒的にかけるお金が多いと言われています。
競馬の場合平均して一日2万円〜3万円のなのにたいして、一日パチンコを打つ人は平均して10万円〜15万円をギャンブルに投じていることになります。
15万円の80%還元は12万円なので1日で3万円は損をしていることになります。
1日3万円を投じる遊びっていうと相当高級な遊びということがわかります。
しかも、これは平均以上の勝ちがあった場合の話。
平均以下の負けに沈めば掛かる費用はもっと大きくなります。
このようなパチンコの仕組みを考えると如何にお金がかかる遊びか改めて把握できて、辞めるきっかけになります。
悲惨な惨状を知る
警視庁が発表した自殺統計によると2019年の自殺者数は2万169人でした。
その内、ギャンブル依存症が原因とみられる事例は1割の2000人にも上るとも言われています。
パチンコ店のトイレで自殺を測った男性のニュースが報じられたのは記憶にあたらしいです。
パチンコに負け続けて借金が返せなくなって、それを苦にして自殺をしたのですが、その恨みなのか、パチンコへの未練だったのかは分かりませんが、パチンコ店で自殺を謀る人は少なくありません。
もし、パチンコ依存でやめられないという方は他人事ではありません。
自分自身が危険な領域に足を踏み入れていないかどうか振り返ってみましょう。
段階を踏んで止める
すぐにやめられなくても段階を踏んで徐々にパチンコから遠ざかるという方法もあります。
毎日パチンコへ通うようなヘビーユーザーであれば、まずは行く回数を減らしていきます。
そして、行かない期間を1週間、2週間と伸ばしていきます。
1ヶ月くらい行かない期間が伸ばせるようになると、熱が冷めてくるので無理をしなくても行かないで済むようになってきます。
これを油断せずに継続していけばパチンコを辞めることができます。
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以上、パチンコ・スロットを辞めるためのアイデアを8つご紹介しました。
やれそうなものから取り組んでみてもいいですし、組み合わせで実行してもいいかもしれません。
無理はせず、あなたに合った方法で取り入れてみてください。
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