働き盛りを過ぎた高齢者でも、やってくるのがお金のピンチです。
若い時のように働いて稼げなくなった年齢だと、思うようにお金のやり繰りができないこともありますね。
現金を調達する方法といえばキャッシング以外にも、カード現金化があります。
高齢者がカード現金化するメリットはあるのか、考えてみましょう。
高齢者でもクレジットカードは持てる!
高齢者でもクレジットカードを所有している人はたくさんいます。
給料所得がなくても年金受給、家賃収入などがある人が、クレジットカードを上手に使用していることもありますね。
長い期間自分名義のクレジットカードを所有して、ゴールドカード以上のステータスの高いカードを持っている人もいます。
あるいは同居している家族の子カードである家族カードを持ち、普段はクレジットカードで買い物している人もいます。
このように、高齢者だからクレジットカードを持てない訳ではないのです。
カード現金化の条件は、自分が利用できるクレジットカードを持っていることです。
家族カードでもゴールドカードでも、ショッピング枠さえちゃんと残っていれば現金化が利用できます。
もちろん自分でやる現金化でもいいですし、業者を通す方法でもいいです。
現金化業者では、特に利用者の上限年齢を設けてはいません。
キャッシングは69歳まで?
現金を調達するのであれば、何もカード現金化を利用しなくてもいいのではないかと思いがちですよね。
もちろん、キャッシングやカードローンが利用できるなら、それに越したことはありません。
でもキャッシングやカードローンの申し込み条件を見てください。
申し込み条件に60歳や65歳、高くても69歳までと年齢制限を設けているところばかりなのです。
つまり69歳を過ぎると、収入があろうがなかろうが、申し込みさえもできないという事なのです。
今まで利用していたキャッシングも、制限された年齢に達したら借入利用ができなくなります。
利用ができなくなったキャッシングは、後は返済をするだけになります。
また、例え利用可能な年齢の範囲内であっても、高齢になればなるほど申し込み審査は厳しくなり、通過しにくくなってきます。
クレジットカードは以外と長く利用できますし、なんといっても家族カードというシステムがあるのも魅力的です。
キャッシングやカードローンが利用できずクレジットカードを持っているなら、これは現金化するしか方法はないでしょう。
年金受給者であればキャッシングも可能なのでは?
年金であっても収入は収入、65歳程度なら借入申し込みできる消費者金融も多くあります。
確かに理屈ではそうなのですが、年金受給者にお金を貸すかどうかは、消費者金融によっても判断が異なります。
それに貸金業者では、スコアリングという審査方法を取っています。
スコアリングとは属性によって点数をつけ、その合計で支払能力を判断して融資可否や利用可能枠を決めるのです。
例えば職業だと、公務員がとても属性が高く高スコア、上場企業の社員、中小企業の社員、契約社員、派遣社員、アルバイト…と属性が低く点数も下がっていきます。
収入があっても他のスコアが低ければ、借入審査の基準に達せず落ちてしまいます。
高齢だと年齢的にもスコアが低いので、年金受給していても借入審査に受かるかどうかは微妙です。
他のスコアが良ければ審査通過の可能性も出てきますが、若い時と比べると非常に条件が厳しいと言えるでしょう。
孫のお年玉や交際費に
クレジットカードを持っているなら、カード決済が可能な場所ではショッピング機能を利用すればいいのです。
でも何かと現金が必要な事は多いのです。
クレジットカードで孫へのプレゼントは買えても、小遣いはやれません。
そんなもの余裕がある時にやればいい、年金支払い日がやってきてから小遣いをやればいいと思うかもしれません。
でも今じゃないとダメ!そんな時も多いのです。
お正月のお年玉、進級・進学の祝儀など。
孫の為にお金を調達してあげたくなります。
数万といった少額の為に、蓄えである定期預金を崩すのも勿体ないですよね。
だからこそカード現金化が役立つのです。
医療費のつなぎに
年を取ると年々体にガタが出てきて、病院にかかる機会も増えてきますね。
収入は減るのに医療費はどんどんかかっていきます。
もちろん若いころより医療費の負担率は少ないし、申告すれば高額になった医療費が戻ってくる制度もあります。
それでも手元から出ていくお金は必要ですし、申請した分が戻ってくるまで時間がかかります。
それに病院にかかれば交通費や消耗費などのお金が意外とかかります。
病院や病院の売店では、クレジットカードが使えない事も多々あります。
そんな時の現金を調達するためにも、高齢者にはカード現金化は便利なのです。
高齢になると判断力が低下する
若い時と比較すると、どうしても高齢者は判断力が低下し情報の変化についていけなくなります。
自分はまだまだ大丈夫と自信満々な人ほど、自覚が少なく危険です。
例えば社会現象にもなった振り込め詐欺のターゲットの多くが高齢者である事を考えると、判断力が低下していることは一目瞭然でしょう。
カード現金化業者はそのほとんどがネット申し込み型になっています。
ネットの現金化業者は詐欺が潜んでいる事が多いです。
ネット利用がやっとだという人にとって、その現金化業者が怪しいのかどうか判断するのは困難なのです。
慣れているとなんとなくサイトの作りで気付くこともありますし、事前にネットで情報を収集して怪しくない業者なのかを調べる事もできます。
店舗型の現金化業者も検討しよう
ネットが苦手でも、店舗型現金化業者ならハードルも低いので利用可能です。
四苦八苦しながらサイトにアクセスして、必要事項を入力する必要もなく、現金化業者の指示通り買い物をすれば大丈夫です。
もし利用可能な店舗が近くにあるなら、ぜひ店舗型現金化業者の利用も検討してみましょう。
ただし、店舗型だから安全だという訳でもなく、高齢だからと騙そうとする人もいるので要注意です。
「クレジットカードを預からせて下さい」「カードのコピーを取らせて下さい」
これらの申し出は一切断らなくてはいけません。
高齢者は自分でやる現金化はやらない方がいい
よほど自信がある人なら別なのですが、今まで現金化自体馴染みがない人が自ら現金化しようとするのは危険です。
詐欺業者が多いなら自分でやった方が安心なのではないかと思うかもしれませんが、詐欺に遭わなく手も大きな損失を生んでしまうかもしれないからです。
自分でやる現金化は、どんな商品を購入してどんなショップで売ればいいのか、全部自分で探して判断しなくてはいけません。
70%以上の還元率で現金化するのも困難でしょう。
詐欺業者にさえ遭わなければ、自分でやるより専門の現金化業者に依頼した方がずっと効率的です。
詐欺被害例や悪徳業者の特徴は押さえておこう
現金化業者を利用しようと決めたなら、とにかく詐欺被害の例や悪徳業者の特徴は押さえておく必要があります。
ネット検索で色々と情報を集め、調べておきましょう。
口コミサイトやランキングサイト、個人のブログでもいいですし、少しでも利用者の意見を聞いて信頼できる現金化業者を探すべきです。
その努力ができるなら、何歳でもネット申し込みでカード現金化利用してもいいと思います。
お金を貸す情報も知っておこう
お金を貸してくれるのは、銀行や消費者金融だけではありません。
公的な制度でもお金を貸してくれる事があります。
例えば一時的に生活資金を貸してくれる生活福祉貸付制度、高額医療費貸付制度などもあります。
クレジットカードの現金化に申し込む前に、このような貸付制度の利用を検討してみるのもいいのかもしれません。
ただし公的な貸付制度の場合、お金が振り込まれるまで少々時間がかかります。
即日現金化を求めるなら、つなぎでカード現金化を利用するのもいいでしょう。
クレジットカードで資金調達する方法?
クレジットカードを現金化して資金調達することも可能です。
キャッシング枠を使わずに現金を作ることもできるので、ショッピング枠のみのクレジットカードでも利用可能です。
ウェブで申し込みをすれば、あとはスマホで完結させられるので、店頭で物を買ったり売ったりする手間はありませんし、代金もすぐに振り込んでもらえます。
ただし、身分証の提示などスマホからやる手続きもあるので、ある程度スマホの操作はできる必要があります。
定番どころですが、条件が良くて運営もしっかりしたサイトをいくつか紹介しておきますのでご参照ください。
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