見栄っ張りとは
見栄っ張りな人は自覚しているケースもあればそうではないケースもあります。
誰でも見えを張りたい心理はありますが、それが度が過ぎると見栄っ張りとなります。
見栄を張るとは、具体的に自分を大きく見せたい、立派に見せたい、カッコよく見せたいといったものです。
見栄っ張りは周りから羨望のまなざしで見られるのも好きです。
「すごい!」「うらやましい!」「憧れる!」このような言葉をかけてもらえたら誰でも嬉しいですよね。
でもそれらの言葉が欲しい為に、実際の自分以上に偽って大きく見せようとするのが見栄です。
見栄っ張りは借金を重ねる
見栄っ張りは特に人からどう見られるのかを気にします。
例えば持ち物に関してですが、少しでも新しい物を持って人に羨ましがられたいです。
その為に、多少金銭的に無理することも気にしません。
新しいもの、かっこいいものを欲しがるのは人の心理としておかしなことではありません。
でも予算に余裕がなければ、通常は我慢できません。
何が大事なのか分かっているからです。
でも何よりも人からよく見られることを優先したいのが、見栄っ張りです。
借金してでも体裁を整えたいのです。
男性であれば周囲から頼りになると思われたい、先輩風を吹かせたいという為におごるのが好きな人もいます。
実際にはそれほどの財力もないのに、高価なものを購入したり人におごってばかりいると生活費が圧迫されてきます。
ついにはお金が足りなくなり、借金に頼ってしまうのです。
見栄っ張りは本当は自信がない?
見栄っ張りな人は、本当は自分に自信がないという人が多いです。
ありのままの自分だと周りに受け入れてもらえないのではないかという不安がある為、少しでも大きく見せようとして見栄をはるのです。
また、人からの誘いを断れないケースもあります。
断ったらどう思われるかが不安なので、誘いには全て乗ってしまうようなケースです。
例えば、女性のママ友づきあいがあります。
子供をちょっと無理していい私立の学校に入れると、周囲は自分たちよりもお金を持っている人たちばかりなんてことになってしまいます。
ママ友からの誘いで高級ランチやエステ、習い事と次々お金がかかる事が降りかかってきます。
でもみじめな思いをしたくないので、とてもお金がないなんて言えません。
結局無理をして誘いにのり、家計は裏で火の車なんてことになってしまうのです。
優先順序を考えて
自覚があれば、見栄っ張りは直せる可能性があります。
その出費は借金をしてまでする価値があるものなのか、優先すべきなのは一体何なのかを考えましょう。
一番大事なのは、家族の為の生活費です。
食費、光熱費、医療費などです。
もし家族の医療費がかさんでしまい収支がきつい月があれば、無理して他人のお誘いにのる必要はないのではないでしょうか。
本当の自分に自信を持つようにし、過剰に周りからの印象を気にしないようにするのも大事です。
浪費は自己破産に繋がる
見栄っ張りが引き起こす浪費を放置していたら、いずれ生活は破たんします。
体裁を整える為に借金を重ね、月々の返済が苦しくなってくるでしょう。
そうするとキャッシングでは足りなくなり、闇金などにもに手を出します。
でも見栄っ張り浪費が改善されていなければそのうち自己破産してしまうでしょう。
自己破産すれば全て解決すると思うかもしれませんが、酷い浪費が原因の場合は破産が認められないかもしれません。
仮に破産できて借金がなくなったとしても、見栄っ張りがそのままであれば苦しい我慢の日々がやってきます。
お金が足りなくなっても、自己破産後は金融機関から借金が一切できないのです。
強い見栄っ張りがそのままの状態だと、闇金のような怪しげなところからお金を借りてしまう羽目になってしまいます。
自転車操業始まっていたら破産へのカウントダウン
自転車操業とは借入と返済を繰り返してかろうじてなんとか生活できているような状況の事です。
給料をもらい、借金の返済をします。
また次にやってくる借金返済の為に借入をします。
そういった事を繰り返して、なんとかギリギリの状態でやっているのが自転車操業です。
まだなんとか生活できているから大丈夫と思っているかもしれませんが、せっかく返済しても毎月のようにまた借金を繰り返さないといけないようであれば、もう破産へのカウントダウンが始まっていると自覚しましょう。
このような状況では、焼け石に水状態です。
少し破産の時期が先延ばしになるぐらいです。
現金化でどうにかするなんて思わず、債務整理をするのと同時に見栄っ張りの生活を改めて浪費も辞めなければいけません。
見栄を張って得られるのは偽りの羨望です。
債務整理できても考えが変わっていなければまた同じ事の繰り返しなので、借金を整理するのと同時に考え方の改革をしましょう。
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