メルカードはメルカリが発行しているクレジットカードで、メルカリのアプリから申し込みが可能です。
キャッシング枠こそありませんが、ショッピング枠最大50万円がつくJCBブランドのれっきとしたクレジットカードです。
カード番号がアプリに表示されるバーチャルカードと、ナンバーレスのリアルカードが発行されます。
審査基準は、CICの参照はあるものの、メルカリやメルペイの利用実績を加味した独自審査が採用されていて、債務整理経験者や延滞中というブラック属性でも発行される可能性があるようです。
メルカード発行までの流れ
- 申し込み
- 本人確認
- カード申し込み
- 審査
- カード発行
- アプリで有効化
メルカリのアプリを開き「支払い」(メルペイ)メニューから申込みができます。
この時点で申し込みボタンが表示されていない人は申込みできません。
メルカリ、メリペイの利用実績を積むことで利用できるようになります。
アプリから「アプリでかんたん本人確認」で本人確認をします。
身分証は、運転免許証、マイナンバーカードなどが利用可能です。
マイナンバーカードと署名用電子証明書パスワード(英数字6桁〜16桁)があればスマホタッチで認証して、住所とかも勝手に入力してくれます。
必要事項を入力して申し込みをします。
入力項目は、・利用規約の同意・電話番号認証・カード名義入力・職業・お届け先住所の確認、くらいでした。
職業欄には、・専業主婦・年金生活者・学生・無職、などの項目もあり、無収入属性の申し込みも可能です。
勤務先の有無の欄もありましたが、在籍確認はありませんでした。
申込みをして1分後に審査完了のメールが届きました。
申し込んだのが平日14時頃だったのと、既にメルペイ定額払いには通っていたので、審査が早かったというのもあったかもしれません。
メルペイスマート払いや、メルペイ定額払いを使ってない人だと審査に1日〜2日かかる場合があります。
審査完了から5日後にリアルカードがポストへ投函されてました。
受け取り確認なしの普通郵便でポストへ投函されるのでびっくりしますが、リアルカードはナンバーレスで、かつアプリから有効化しないと使えないので問題ないようです。
届いたリアルカードをメルペイのアプリで有効化させます。
「カードで初期設定」からスマホのタッチ機能でカードを読み込んで有効化できます。
有効化されるとメルカードの利用限度額やポイント還元が表示されて、メルペイの支払い方法にメルカードが登録されます。
カード番号はアプリで表示させることができます。
申し込みの条件は?
公式サイトでは、
と明記されています。
収入の有無についての記載が無いことや、カード申し込みの選択肢に専業主婦や無職といった項目があることから、無収入でも申し込みできるようです。
審査は?
CICに加盟してはいるものの独自審査を謳っているので、信用情報以外にもメルペイやメルカリの利用実績を審査基準に採用していて、そちらに重きをおいているようです。
ネットの口コミでは、債務整理や延滞の実績などが原因で他社カードを落とされた人でもメルカードは発行されたという声が聞かれので、実際に審査基準は緩めなのかもしれません。
ただし、メルカリの利用実績は必要なので、メルカリやメルペイをまだ使ってない人は、
メルカリ→メルペイスマート払い→メルペイ定額払→メルカード申し込み
という手順を踏んでステップアップすることでメルカードが発行されやすくなるようです。
どのくらいで発行される?
既にメルペイ定額払に通っている人はほとんど即座に審査結果がでて可決します。
メルペイスマート払いや、メルペイ定額払いを未使用の人や、メルペイ初期状態の人は、申込みしてから1日〜2日くらいで結果がでるようです。
実際使えるのはその後カードが届いてからなので、通算5日〜6日くらいが平均です。
枠はどのくらいもらえるの?
ショッピング枠は最大で50万円です。
属性にもよりますが、大体10万円〜40万円くらいの枠がつく人が多いようです。
メルカードの枠はメルペイスマート払いの枠と共有なので、既にスマート払いを使っている人は、その分残高が減った状態からスタートになります。
参考までにメルカード発行時の私のメルペイ利用実績を記しておくと、メルペイ登録1年以上、スマート払い限度額25万円、毎月4000円〜5000円くらいiD経由でメルペイをつかっていて、メルペイ定額払いは登録済みだけど使ってない、といったところです。
この実績でメルカードのショッピング限度額40万円、メルカリポイント還元率2%(一般は1%)という結果でした。
どこで使える?
メルカードの使い方はいくつかあります。
- メルペイに紐付けてメルカリで買い物
- メルペイに紐づけてメルペイコード決済
- メルペイに紐づけてiD決済
- メルカード(リアルカード)のJCBタッチ決済
- メルペイバーチャルカードに記載のカード番号でオンライン決済
などです。
電子決済はiDが使えるのでコンビニや家電量販店などキャッシュレス決済導入済みのお店はたいてい利用できるはずです。
電子マネーが使えなくてもリアルカードがクレジットカードとして使えるので、JCBカードが使えるお店ならどこでも使えます。
また、バーチャルカードでカード番号(16桁)が取得できるので、Amazonや楽天などクレジットカード決済の使えるオンライン決済ショップはどこでも利用可能です。
メルカードは、メルカリ用決済のイメージが強いですが、実際は、コード決済、タッチ決済、ネットのカード番号決済と全方位的に使えるので、逆に使えないところは少ないくらいかもしれません。
現金化にも使える?
メルカードにキャッシング枠はついていないので、現金として引き出しはできませんが、ショッピング枠を活用することで現金調達にも使えそうです。
カード発行の審査基準も緩めなので、カードローンとかでお金を作れないという人でも、メルカードを作って現金化させることでお金の工面をするという手は使えるかもしれません。
具体的にはメルカードを使って、
・メルカリでiPhoneなどのApple製品をメルペイ払いで買って現金化させたり
・カード番号でAmazonとかでAppleギフトカードを買って現金化させたり
・カード現金化サイトでバーチャルカードを現金化させたり
といった方法があります。
換金率的には、iPhoneやギフト券を使って現金化する方法がいいですが、商品を買って売っての手間と時間がかかるため、簡単かつスピーディーに現金化をさせたいなら現金化サイトを使う方法もいいかもしれません。
クレジットカード現金化でお金を作るには?
クレジットカードがあれば、現金化サイトを使って資金調達が可能です。
WEB申し込みで入金まで20分〜30分くらい、現金化につきまとうカード利用停止のリスクも軽減できます。
利用条件は本人名義のクレジットカードがあることだけ、面倒な審査や保証人は不要です。
対応が早くて条件も良いサイトをいくつか紹介しておきますので参考にしてください。
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